【ロイドレポ】第38回 世界観と音楽が秀逸!『Cytus』制作チームが手がけたピアノ系の音ゲー『Deemo』が良ゲーすぎる

スタイリッシュな音ゲー『Cytus』制作チームが手がけたファンタジックな音ゲーを発見したので、プレイしてみたさかまきうさろーるです。

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『Deemo』
『Deemo』 全 12 枚 拡大写真
スタイリッシュな音ゲー『Cytus』制作チームが手がけたファンタジックな音ゲーを発見したので、プレイしてみたさかまきうさろーるです。

『Deemo』は、ノートが画面上部から落ちてくるタイプのシンプルで、オーソドックスな音ゲーです。画面下部のラインにノートが重なったときに、タップするだけ。タップすると流れる音は、ピアノの音です。五線譜をモチーフにしたプレイ画面と、ピアノの鍵盤のようなノートがオシャレな雰囲気を醸し出しています。

◆アバウトにタッチ


ゲームモードは、「Easy」「Normal」「Hard」の3種類。操作は、タップとスワイプのみ。画面下部のラインにノートが重なったら、黄色いノートはスワイプ、それ以外はタップすればオッケー。タイミング良くタップ、またはスワイプすれば、画面右上の達成率が上昇していきます。特筆すべきは、縦のラインがないこと。「この部分をタップしなければいけない」という縦のラインが存在しないことで、アバウトにタップすることができます。

そして、縦のラインが存在しないことで、ノートの大きさも変化します。同時にタップしなければいけないノートは、片方だけ大きかったり、スワイプしなければいけないノートは、小さかったりと大きさがまちまちです。ノートの大きさが変化することで、タップやスワイプがしやすくなっていますよ!

最初にプレイできるのは1曲のみですが、楽曲はプレイしていくことで解放されていきます。しかし、楽曲の中には、プレイでは解放されないものも。部屋の中に隠されている楽曲もあるので、室内をタップして探してみてください。

◆自由にプレイ!


操作がアバウトなら、判定もアバウト。かなり甘めです。画面下部のラインから、かなり離れた位置でタップしても大丈夫。と言うか、そもそもゲームオーバーが存在しないので、タイミング良くタッチできないからと言って、途中で曲が終わってしまうこともありません。スコアもないので、ゆるくプレイすることができます。

縦のラインもなく、スコアもない。アバウトにタップできて、音が少しくらいずれていてもゲームオーバーにならない『Deemo』は、どんな人でもゆっくりじっくり音を楽しむことができる音ゲーでしょう。

◆優しい音楽とストーリー


音ゲーをプレイするなら、音楽が良くなければ面白くありません。『Deemo』の音楽はファンタジックな世界観にぴったりな優しい音楽ばかり。何度も聞きたくなるような楽曲が揃っています。

タイトルにもなっている「Deemo」というキャラクターと、空から落ちてきた少女が織りなす物語も必見。ムービーは音楽とイラストのみで進行。ピアノを弾くと伸びる木を発見した「Deemo」が、空から落ちてきた少女を元の世界に帰すためにピアノを弾いていくというストーリーです。

ストーリーは、プレイしていくことで進行。言葉はなく、淡々とストーリーが進んで行きますが、内容はしっかり伝わってきます。ホーム画面は、ストーリー進行に合わせて変化。ストーリーのキーになっている「ピアノを弾くと伸びる木」が、物語の進行に合わせて成長していきます。

どこまでも優しくて、少し物悲しい音楽とストーリーによって、自然に何度もプレイしたくなりますよ!

◆プレイのポイント


とにかく、自由にタップして、スワイプする音ゲーです。 判定が甘めなので、ガチガチなプレイをする必要はありません。達成率を気にするよりも、『Deemo』の世界観を堪能するべし! 自分のペースでプレイして、木を育ててください。プレイしにくい場合は、ノートのスピードを変更。スピードによって達成率に変化はないようなので、お好みのスピードでプレイを。

◆プレイした感想


スワイプする黄色いノートが、めちゃくちゃ心地良いです。黄色いノートをなぞって、タラランとピアノの音を響かせていると、なんだか本当にピアノを弾いているような気分に。操作性も良好。世界観も、ハマる人はとことんハマるハズ。チュートリアルは存在しませんが、プレイ中に困ることはほとんどありません。ただ、ヘッドホンがないと、音が聞き取りにくいかも。できれば、ヘッドホンを用意したいところです。無料版でプレイできるのは途中までなので、気に入った方は課金してフルバージョンを。音ゲーが好きな方は、ぜひプレイしてみてください。

『Deemo』は、好評配信中で基本プレイ無料のアイテム課金制です。

(C)2013 Rayark Inc.

「ロイドレポ」 byさかまきうさろーる
ファミコンのA/Bボタンが四角だった頃からのゲーム好き。最近はAndroidにご執心。のんびりライターとして活動しながら、ゲームをプレイ中。ときどきすれ違いを求めて、3DS片手に福岡を徘徊しています。
Twitter:@sakaroll

《さかまきうさろーる》

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