インデックス、有価証券報告書虚偽記載の容疑で落合会長らが逮捕

東京地方検察庁特別捜索部は28日、金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)の容疑で、インデックスの会長・落合正美容疑者と、社長の落合善美を逮捕したことを明らかにしました。

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東京地方検察庁特別捜索部は28日、金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)の容疑で、インデックスの会長・落合正美容疑者と、社長の落合善美を逮捕したことを明らかにしました。

各紙報道によればインデックスは平成24年8月決算で債務超過に陥るのを回避するため、循環取引の手法で売上高や利益を水増し。経常利益9億1700万円、純資産3億9800万円とする虚偽の有価証券報告書を提出した疑いです。

インデックスは1995年に創業。携帯電話向けのコンテンツ提供で急成長。M&Aでの拡大戦略を取り、一時は売上高が1000億円を超える規模まで拡大しましたが、利益面では低迷。メインバンクとなった日本振興銀行の破綻もあり経営が行き詰まり、2013年6月に民事再生手続を申し立て、9月にはセガがスポンサーとなり「アトラス」のゲーム事業等を取得しています。

《土本学》

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