【アナログゲーム決死圏】第1回 アナログゲームってなんだ?ボードゲームやTRPGなど、その種類と魅力を解説

インサイドをご覧の皆様、はじめまして! 筋肉映画ライターの傭兵ペンギンと申します。 仰々しい肩書がついておりますが、この連載で語らせていただきますのは、私が筋肉映画と同じくらい熱中しているアナログゲームのお話です。

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◆TRPG




TRPG(テーブルトークRPG)とは、紙とペンで遊ぶロールプレイング・ゲームの総称。要するに、アナログに遊ぶ『ドラゴンクエスト』や『スカイリム』のようなゲームで、これらの有名RPGは、1974年にアメリカ発売されたTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』を源流に誕生したゲームです。

日本では80年台頃から人気になったので、『D&D』や『ソードワールド』といったタイトルで子供の頃に遊んだことがあるという読者の方も結構いらっしゃるかもしれません。

TRPGは基本的に複数のプレイヤーが同じテーブルを囲みながら、それぞれがキャラクターになりきってパーティーを結成し、会話をしながらストーリーを進めて遊びます。デジタルゲームのRPGと同様に戦闘をするものも多くありますが、その際のランダムな判定をコンピューターではなくダイスを使って行いします。

また、デジタルゲームのRPGとは異なり、(多くの場合)プレイヤーとは別に、ストーリーを語り、NPCやモンスターを操作しながら、ゲームの進行役を務めるゲームマスター(GM)という役割の参加者がいるのが特徴だと言えます。

そんなゲームマスターと他プレイヤーとが会話をしながら物語を進めていくので、行動の選択肢の自由度が高く、即興的に予想外の展開が楽しめるのも特徴。BioWareのゲームのように、沢山ある会話の選択次第でストーリーが変わっていくRPGが好きな人はきっと気に入りますよ。

デジタルゲームのRPG同様、それぞれのタイトルで世界観が異なり、ファンタジーはもちろん、SF、現代劇、時代劇なんかもあったりします。多くのTRPGでは、その世界観で物語を作っていくための背景設定が収録されているので、登場するモンスターの生態や国家の歴史などを読んでいるだけでも楽しくなってきます。

そして、多くのゲームでキャラメイク要素があり、遊ぶ世界観に応じて、性別や種族、職業、容姿はもちろん、性格や生い立ちなんかも気が済むまで作りこむことが出来るのも魅力。デジタルゲームのRPGのキャラメイク画面だけで数時間遊べるタイプの人にはたまりません。

後発のデジタルRPGの先祖ということもあって、デジタルゲーム化も多く、『ダンジョン&ドラゴンズ ミスタラ英雄戦記』、『バルダーズ・ゲート』や『Shadow Run:Returns』はTRPGが原作。ちなみに、それとは逆に『スターウォーズ』や『ログ・ホライズン』といった原作有りのTRPGもたくさんあります。
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《傭兵ペンギン》

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