【アナログゲーム決死圏】第2回:ボードゲームの始め方…体験方法からおすすめタイトルまで

ボードゲームを買ってから遊び始めるか、遊び始めてから買うかというのは非常に悩むポイントですが、一度もボードゲームで遊んだことがないという方は、まずは試しに遊んでみてから買うことをおすすめします。

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◆選び方




体験してみて気に入ったタイトルが見つかったら、まずはそれを買って何度か遊び、ボードゲームに興味がある友達がいれば、そんな人達も巻き込んで遊んでみましょう。そしてしばらくすると、次のタイトルに手を出してみたくなるはず。

また、とりあえず買ってみることにした方は、とにかく膨大な数がある中からどのタイトルを選べばいいかわからないかもしれません。というわけでここからは、遊び始めの頃のボードゲームの選び方を紹介していきます。

■箱絵と中身と説明文

まず大事なのは第一印象。箱に描かれた絵や、コンポーネント(盤や駒、カードなどの内容物のこと)を見て、遊んでみたいと感じるかどうかは重要なポイントです。友達をゲームに誘う時にも効いてきます。

そして箱の裏に書かれた、ゲームの設定や遊び方などの説明文に惹かれるかも大事です。この辺が気に入らないと、ルールも頭に入ってこないし、楽しめない可能性は高いでしょう。

しかしながら、私の個人的経験から言って、第一印象が悪くても遊んでみると凄くハマってしまう面白いタイトルにたくさん出会うことでしょう。お試しをするチャンスがあればどんどんやってみることをオススメします。

■人数・プレイ時間・対象年齢

ボードゲームの箱には基本的に、プレイ人数、プレイ時間、対象年齢が書かれています。
プレイ人数はそこに書かれている数字より多くても少なくても基本的にゲームに問題が生じます。自分が遊べる環境に合っているかをまず確認しましょう。

また、「2~6人」といったような幅のある人数ではなく、「3人」や「4人」といった形で必要な人数が固定されているタイプのタイトルは、急な欠席者が出たり他のゲームで抜けた人が参加したい時など、急なプレイヤーの増減に対応できないため注意が必要です。

プレイ時間も重要な要素。プレイ時間が長いタイトルほど複雑になっている事が多いので、ボードゲームを始めたてに選ぶタイトルとしては、プレイ時間が短めのものを選ぶとよいでしょう。具体的に言うと、プレイ時間が2時間や3時間と書かれている物は初心者にはあまりオススメできません。

ちなみに、箱に書かれているプレイ時間はあくまで目安であり、ルールの説明も含め実際遊んでみるとそれ以上かかる事が多いです。ルールを理解し遊び慣れても箱に書かれている時間の1.5倍~2倍くらいかかるタイトルもたくさんあるので、信用しすぎないようにしましょう。

対象年齢もそのタイトルの難易度を探るヒントとして有効です。対象年齢が低くなればなるほどシンプルなゲームとなっています。対象年齢がかなり低く書いてあっても、大人が楽しめないというわけではなく、むしろ年齢問わず楽しめるタイトルになっていることが多いです。

■日本語化されているかどうか

ボードゲームは外国産の物が多く、日本語化されずに流通しているものも結構あります。遊び始めの頃に選ぶタイトルは、日本語化されているか日本語マニュアル(ルールブック)が付属するものを選ぶとよいでしょう。

■レビューや解説を読んでみる

ネット上にはボードゲーム・ファンによるレビューや解説がネットにたくさんあります。初心者向けのタイトルがまとめられているものもたくさんあるので、それらを参考にしてみるのもよいでしょう。また、プレイ動画を上げているところもあるので合わせてチェックするとさらに良い判断材料となるはず。

また、体験をする過程でオススメのタイトルを教えて貰えることはきっとたくさんあると思うので、そちらを参考にするのもよいでしょう。

それでは、せっかくなので筆者が大好きなボードゲームの中から、初心者にオススメしたいタイトルをいくつか紹介していきましょう。今回紹介するのは、あえて筆者の趣味を全力で入れたラインナップですので、他のサイト等では初心者向けのタイトルとして見かけないものが多いかもしれません。ご了承ください!
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《傭兵ペンギン》

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