【姫子さんのゲーム本能寺!】第8話:ゲームグラフィックのプロップ

この物語はとある宇宙の片隅のゲーム会社「天守閣ゲームズ」のひとたちが織り成す、ゲーム業界のゆるふわな日常を赤裸々に描いた物語である。
新人花丸くん、佐渡ヶ崎さんから背景のプロップを発注される

その他 全般
この物語はとある宇宙の片隅のゲーム会社「天守閣ゲームズ」のひとたちが織り成す、ゲーム業界のゆるふわな日常を赤裸々に描いた物語である。

◆登場人物



■佐渡ヶ崎さん

グラフィックのえらいひと。癒し系S

■花丸くん

グラフィックの新人くん。

◆新人花丸くん、佐渡ヶ崎さんから背景のプロップを発注される




◆今週のいいわけ


といったかんじです。

佐渡ヶ崎さんが作業指示していたのは背景の「プロップ」で小物のこと最近の背景はとても複雑なので 背景要素をプロップ化(部品化)して組み立てることが多いんです。プロップ化することで分業化でき、各要素のクオリティを上げられパーツの組み合わせによってたくさんのバリエーションを作っていけるんですよ。たとえば部屋を作るなら企画さんの設計図通りに床、壁、天井等 基本的な内装を作ってそこに「プロップ」として椅子や、テーブル、ベッドなんかを置いて部屋を作ります。

ちなみに、小物なんて呼ばれてるけど切り分けできるパーツは椅子やテーブル、ドラム缶のような“ないかにも小物臭する”ものから橋や建物、山、そして宇宙なんてスケールの大きな小物なんてものもあるんです。
(あまりに要素が大きいとアセットと呼ばれることもあります)

ゲームをしてて何気なく積まれている木箱や転がってる空き缶を見かけたら、ぜひいろいろ見てあげてください。どんなグラフィックにもこだわりが発見できて面白いですよ!

それではー

■著者紹介:ううたん

ゲーム業界の人です。 「姫子さんのゲーム天守閣!」というブログやっています。ささやかながらポジティブに業界貢献したいされたいです



ブログ:姫子さんのゲーム天守閣!
Twiter:uutan_go

《ううたん》

【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース