TRPG「ソード・ワールド2.0」がスマホアプリに! 収録シナリオは500本超え…最後まで無料で楽しめる見守り系RPG

コンシューマー機やパソコンなどで発展を続けてきた、いわゆる「RPG」というゲームには原点があり、「テーブルトークRPG」(TRPG)という遊びから派生したジャンルとなります。

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TRPG「ソード・ワールド2.0」がスマホアプリに! 収録シナリオは500本超え…最後まで無料で楽しめる見守り系RPG
TRPG「ソード・ワールド2.0」がスマホアプリに! 収録シナリオは500本超え…最後まで無料で楽しめる見守り系RPG 全 3 枚 拡大写真
コンシューマー機やパソコンなどで発展を続けてきた、いわゆる「RPG」というゲームには原点があり、「テーブルトークRPG」(TRPG)という遊びから派生したジャンルとなります。

それぞれが役割を演じるTRPGは、基本的にひとりが1キャラクターを演じ、みんなでパーティを組んで様々な冒険に出かけます。このゲームに勝敗はなく、ゲームマスターと呼ばれる進行役が提示する様々な状況に、みんなで協力してどう対応していくか。その自由な発想と結果を楽しむのが、TRPGという娯楽です。


このゲームマスターの部分をコンピューター側に任せ、一人で遊べるゲームとして落とし込み、独自の進化を続けてきたものが、現在に至る「RPG」へと繋がります。もちろんTPPGも、長年の月日と共に様々な進歩・発展を遂げ、今なお国内外で多くの方が楽しんでいます。

はじめは海外で作られたTRPGのゲームが中心でしたが、次第に国産のTRPGも生み出され、その中でも大きな支持を得たのが「ソードワールドRPG」です。分かりやすいルールと多彩なキャラメイク、そしてルールブックを文庫本としてリリースしたため手頃な価格で購入できた点がヒットの要因となり、後に世界観など多くの点を刷新した「ソード・ワールド2.0」が展開されるほどの人気を博しました。

そんな「ソードワールドRPG」の歴史に加わる、また新たな一歩がこのたび明らかとなりました。「ソード・ワールド2.0」をモチーフとしたアプリ『ソード・ワールド2.0 サウザンドブレイブ』が発表され、事前登録の受付を開始しています。


「冒険者ギルド」の「ギルドマスター」となるプレイヤーの元には、様々な依頼が届きます。依頼を任せる冒険者をチョイスした後は、彼らの帰還を待って依頼の報告を聞くのが主なゲームの流れ。直接冒険に挑むのではなく、ギルドを大きくして多くのパーティをどんどんと冒険に送り出す本作は、公式のコメント曰く「見守りRPG」と称されており、確かに納得のいく一言です。

RPGと言われると「冒険に出かけてキャラクターを育成する」というイメージもありますが、本作には先ほど触れた「役割を演じる」という部分も少なからずあるのかもしれません。冒険者ではなく、彼らを束ねるギルドマスターという「役割」も楽しめる本作は、Android版が9月30日に、iOS版が10月19日に公開予定です。

ダウンロードは無料で、一部有料コンテンツはあるものの、最後まで無料で遊べるとのこと。また、500本を超えるシナリオも収録されています。本作に興味を覚えた方は、公開後にまず遊んでみてはいかがでしょうか。

◆アプリ版『ソード・ワールド2.0 サウザンドブレイブ』概要


■ちょっとした時間に楽しめる見守りRPG
ギルドに届く依頼から受けたい依頼と依頼に送り出す冒険者を選び、目的地へ冒険に出発させるだけでOK。あとは冒険者たちの帰還を待って、依頼の報告を聞きましょう。

■冒険は全て自動で進行
冒険では、冒険者を襲う魔物との戦闘や様々なアクシデントが起こります。戦闘やアクシデントの結果は全て自動で進行するため、もどかしさをグッとこらえて、冒険者たちの活躍を見守りましょう。

■冒険者を育成して難しい依頼に挑戦しよう!
依頼達成で、冒険者は経験点を獲得できます。経験点を獲得することで冒険者のレベルが上がり、能力が強化されます。また、この世界の通貨「ガメル」と冒険者を使用して、他の冒険者を「訓練」することができます。訓練された冒険者は、より強力なスキルを使うことができるようになります。冒険者をどんどん強化して最強のパーティを作り、より高難度の依頼へと挑戦していきましょう。

■公式サイトにて、事前登録受付中
URL:http://sw20.sunart.gr.jp/

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(C)GROUP SNE

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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