自立歩行する「タチコマ」翌冬発売…「ドミネーター」を徹底再現したCerevoが開発
サイバーパンク要素の強いSF作品を数多く生み出してきた士郎正宗氏。代表作ともいえる「攻殻機動隊」は、義体化といった高度な技術を持つ世界を舞台に、緻密な設定と大胆な物語を軸として人の本質を描く人気漫画で、国内のみならず海外でも高く評価されています。
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その「攻殻機動隊」に登場するタチコマを現実世界で再現する、新たなプロジェクトが開始されました。このプロジェクトを立ち上げたのは、コネクテッド・ハードウェアの企画・開発などを手がけているCerevoです。
Cerevoは、アニメやゲームなどの作品中に登場するアイテムを、家電のテクノロジーを用いて現実世界に再現するプロジェクト「S2R(From screen to the real world)」を実施しており、今回はその第2弾となります。ちなみに第1弾は、「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する特殊拳銃「ドミネーター」を再現したもの。その完成度の高さに驚いた方も多いことでしょう。
本製品は、2月11日に開催されたイベント「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT the AWARD」にて開発の着手を発表。価格を含む仕様の詳細はまだ非公開となっていますが、電動による自立歩行または車輪による走行機能を基本とし、スマートデバイスやインターネットと連携する機能を搭載。サイズは約1/10のスケールとなり、発売は翌冬を予定しています。
その可愛らしさからファンも多いタチコマ。どんな形で現実世界に再現されるのか。続報が楽しみです。
■「攻殻機動隊」に登場するタチコマを現実世界に再現するプロジェクトを開始
URL:https://info-blog.cerevo.com/2016/02/11/1912/
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