日本時間で22日午前にスタートしたリオデジャネイロオリンピック閉会式。ブラジルならではのサンバパフォーマンスが繰り広げられ、2020年開催地となる東京都の小池百合子知事が五輪旗を受け取ったこのセレモニーでは、日本を代表する人気ゲームキャラクターをフィーチャーしたショートムービーが流れ、更には内閣総理大臣・安倍晋三氏による「マリオコスプレ」までも飛び出しました。日本に住まうハードコアゲーマーのみならず多くの国民から注目を集めたこの演出は、やはり海外の任天堂ファンを始めとしたネットユーザーの間でも大きな話題となっていたようです。
海外フォーラムNeoGAFに寄せられたコメントの中には、「パックマンにキャプテン翼、ドラえもんまで出てきて超クールだった」「日本の総理大臣がマリオになって、土管からスタジアムに出てくるなんてマジでヤバい」など、日本から世界に飛び立つゲーム/漫画/アニメキャラクターへの親しみが感じられるような声が散見されます。
「2020年、ようやく日本に行くことになりそうだ。東京が楽しみ！」といった投稿も見られており、プロモーションとしての評価はゲーマーの間では上々だったご様子。ちなみに、「あのネコっぽいやつはなんなんだ？」といった反応も見られていました。
その他には、「なんでセガじゃないんだ……」「そういえばマリオってイタリア人じゃなかった？」「次はNX発表イベントをやるべきだな」といったものも。「この閉会セレモニーは任天堂にとって“金の無駄”だった」という視点からのコメントも寄せられ、「特に昨年あたりから音信不通気味で批判されがちだった。リオデジャネイロオリンピック閉会式に費やす資金はE3への出展かニンテンドーダイレクトに使うべきだったと思う」と、コアなゲーマーとしての厳しい声も届いていました。8月上旬には任天堂の新型ゲーム機「NX」にまつわる新たな噂が報じられ、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に加えて新作『マリオ』『ポケットモンスター』のリリースが見込まれていたこともあり、今後の動向への注目度はとてつもなく高いようです。
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