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『ウルトラ怪獣モンスターファーム』を先行体験プレイ!「かわいいわが子」と歩んだ育成日記【プレイレポート/インタビュー】

10月20日にリリースされるNintendo Switch用ソフト『ウルトラ怪獣モンスターファーム』のメディア向け先行体験会が実施されました。本稿では体験会のプレイ内容を「育成日記」として紹介しつつ、開発陣のインタビューをお届けします!

ゲーム Nintendo Switch
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。(C)円谷プロ(C)Bandai Namco Entertainment Inc.開発:コーエーテクモゲームスモンスターファーム:(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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◆インタビュー『プロデューサー陣が語る「ウルトラ愛」の結晶』

――本日はよろしくお願いします。つい今しがたプレイさせていただきました。

藤田一巳(以下、藤田) おっ、どうでした?

――別れがたく、できればセーブデータがほしいと思いました……。

又野健太郎(以下、又野) それは嬉しい反応ですね。愛着が湧くように制作を進めてきたので、そのように思っていただけるのはプロジェクトとしては本望です。

――ところで本作についてはじめて知ったのが「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2022.6.28」の配信だったのですが、まず「17年ぶりのコンシューマータイトルで完全新作の『モンスターファーム』にウルトラ怪獣が登場する」という情報量の多さにKOされました(笑)。

又野 みなさんそう思ったでしょうね(笑)。おそらくまったく予想していなかったコラボレーションだったので、反響はとても大きなものでした。

――『モンスターファーム』とウルトラ怪獣はどこで結びついたのですか?

又野 僕自身が子供のときに『モンスターファーム』をめちゃくちゃプレイしていたんですよね。2019年と2020年に初代『モンスターファーム』と『モンスターファーム2』のNintendo Switch(以下、Switch)版が発売され、楽しくプレイさせていただいていたんです。

一方で2021年に「ウルトラマン」は55周年を迎えるというニュースを聞いたんです。そこでふと……「ウルトラ怪獣を『モンスターファーム』のシステムで育てたら面白いんじゃないかな……」と。

そして、すぐにコーエーテクモ様にこの想いをぶつけに行ったんですよね。

藤田 ご提案をいただいて、即「やらせてください!」とお答えしました(笑)。

実は『モンスターファーム』は今年で25周年を迎えるので、移植版の作業をしながら25周年にふさわしい新作『モンスターファーム』のあり方をずっと考えていたんです。

もし新しく作るならNFC(非接触技術)による怪獣誕生がおもしろいんじゃないか、といったことを考えていました。

そんな時ですよ、「ウルトラ怪獣版のモンスターファームはいかがですか?」とご連絡をいただいたのは。「そうきたか!」と思いつつ「この組み合わせは絶対に行ける!」と思いました。

――別々の作品がタッグを組むにあたり、両社のすりあわせはどのような空気感だったのでしょうか?

藤田 最初から意気投合でした。又野さんからはお会いするなり「モンスターファームの大ファンです」とおっしゃっていただきましたし、僕もウルトラ怪獣のガチ世代ですからね。ただ意気投合するあまり、2人だけで盛り上がりすぎた部分はありました。

又野 ほんとに意気投合してしまって……開発スタッフのみなさんはびっくりしていたかもしれないですね(笑)。

僕はコラボレーションさせるからには『モンスターファーム』をタイトル名に入れたいと思っていました。タイトルにつけるからには、モンスターファームファンのみなさまにも納得いただける内容にしなければいけないと思っていたので、もしかしたら、だれよりもモンスターファームを背負う気持ちで臨んでいたかもしれないですね(笑)。

藤田 怪獣って一般的に「デカい・強い・怖い・暴れる」が連想されますよね。社内の人間もその認識でしたから、暴れさせたほうがいいんじゃないか、特撮を意識した作りに寄せたほうがいいんじゃないかと、そういった意見も多かったんです。反対に個人的には『モンスターファーム』だからこそできる部分……たとえばブリーダーの要素を大切にしたかったので、一時期、企画として迷走しそうな状況はありました。

又野 僕も藤田さんも、暴れる怪獣より『モンスターファーム』らしい牧歌的な要素や愛でたくなる感覚をユーザーさんに味わって欲しいと思っていましたから、そこは一貫していましたね。大切なのは『モンスターファーム』だからこそできることです。ウルトラ怪獣のファンだけでなく『モンスターファーム』のファンの皆さんにも納得していただけるものでなければなりません。このバランスには本当に注意してきました。

「『モンスターファーム』の世界観をしっかり守りながらウルトラ怪獣のエッセンスをしっかり入れていく」という部分まではスムーズだったんですけど、実際に怪獣の大きさについては悩みましたね。

藤田 巨大怪獣が暮らせる牧場はどのくらいのサイズ感なんだろうと、だいぶ頭を悩ませました。そのため一時期、人間サイズにする方向で決まりそうになりましたね。

又野 ありましたね。僕もそちらに傾いていた時期がありました。でも、怪獣が持つ魅力ってそうではないんじゃないかって話になりました。

藤田 企画立案当初の怪獣のイメージとして「デカい・強い・怖い・暴れる」があり、「デカい」が大事な要素だったんです。そこは外すべきではないという流れの中で、CGディレクターが「デカ可愛いで行きたい」と。それでコンセプトが「デカ可愛い」に決まりました。

ただコミカルなモンスターをバトルでかっこよく魅せる『モンスターファーム』と反対に、今度は「かっこいい怪獣」を可愛く描かなくてはなりません。

又野 この部分は失敗すると、もしかしたら茶化したりバカにしたりしているように感じられてしまうかもしれません。そういう意味では、どのように表現するか悩みましたね。

――ちなみに円谷プロさんの反応はいかがでしたか?

又野 企画のご提案から実施に至って、本当にたくさん協力していただきました。企画のご提案時は「ウルトラ怪獣と育成? モンスターファームとのコラボレーション?」ということで、おそらく完成形がイメージしづらく……若干だけ不思議な空気も流れたような気もします(笑)。

開発中は随所でチェックをしていただき、「ここはこうした方が面白くなりそうですね」など、たくさんのアドバイスもいただきました。

ウルトラ怪獣同士を合成することで誕生する、見たことあるようで見たことのないバリエーションがたくさん存在します。合成後の姿は、ベースとなる怪獣に別の怪獣の模様やカラーリングを「合成」したものがベースになっています。たとえばゼットンゴモラはゴモラの形状にゼットンらしいカラーリングを施しています。このカラーリングなども実際に絵を書いていただいたりもしながら、アドバイスいただきましたね。

藤田 そのあたりはかなり助けていただきましたね。

――なるほど。合成怪獣のデザインの意図を読み解くのも楽しそうですね。それでは最後に、「これだけは伝えておきたい!」ということがあればお願いします。

藤田 開発に関わった様々な人がいい意味で面白がって作りました。やればやるほど面白いし、怪獣の再生の法則もわかるし、愛情も増して『モンスターファーム』シリーズらしい飽きないタイトルになったなと思います。

NFCによる怪獣再生も、同じICカードを使ったとしても日々の利用状況によって変わります。しかもランダムではないので色々と試して、SNSで情報共有するなどして盛り上がってほしいですね。

又野 今日、お話しした以上のサプライズがゲーム内に散りばめられています。従来の『モンスターファーム』ファンはもちろん、ウルトラ怪獣好き、そしてウルトラ怪獣をよく知らないという方でも楽しめる内容となっています。

その最たる要素が「デカかわいい」の部分で、それを表現するために、原作の映像作品では描かれなかった部分も含めて喜怒哀楽の感情表現をしっかり考えて開発しました。結果的にめちゃめちゃかわいいモーションがいっぱい入っていると思うので、眺めているだけでも癒やされると思います。

早期特典では『モンスターファーム』を代表するキャラクター「モッチー」の科学特捜隊バージョンが手に入ったりします。未発表のサプライズ要素も含め、そういった部分にもご期待ください!

▲バンダイナムコ エンターテインメントの又野健太郎さん(左)と、コーエーテクモゲームスの藤田一巳さん(右)

商品情報

【商品名】ウルトラ怪獣モンスターファーム

【対応機種】Nintendo Switch

【ジャンル】ウルトラ怪獣育成シミュレーション

【発売日】2022年10月20日(木)

【価格】6,100円+税(通常版)/11,100円+税(特装版)

【特装版特典】・アクリルジオラマ、スクエアマグネット、オリジナルステッカー

【コピーライト】

Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。

(C)円谷プロ

(C)Bandai Namco Entertainment Inc.

開発:コーエーテクモゲームス

モンスターファーム:(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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