オンライン対応ゲーム市場が拡大中―NPDレポート

米調査機関The NPD Groupはオンライン対応ゲームの市場がここ数年で急速に拡大を見せているというレポートを発表しました。オンライン対応のゲームの売上は2003年は前年比162%で総額10億ドル、本数にして2300万となりました。

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米調査機関The NPD Groupはオンライン対応ゲームの市場がここ数年で急速に拡大を見せているというレポートを発表しました。オンライン対応のゲームの売上は2003年は前年比162%で総額10億ドル、本数にして2300万となりました。

最初にオンライン対応のゲームが発売されたのは2000年でしたが、特にここ2年間でオンライン対応ゲームの市場は急速に拡大しています。2002年にこれらのゲームは69%がスポーツ、22%がFPSで占められていましたが、2003年にはスポーツは51%に、FPSは22%で変わりませんが、レースゲームが15%、RPGが4%などと様々なジャンルでオンライン対応のゲームが出るようになりました。

しかしながらこれが必ずしもオンラインゲーム市場の拡大とは言えません、「必ずしもユーザーはこれがオンライン対応だといって買っている訳ではなく、単にゲームがオンライン対応しているという事は大いに有り得ます」とNPDのアナリストのRichard Ow氏は警告しています。

まさか任天堂やチュンソフとがこの発表を見ていたわけではないでしょうが『HOMELAND』が無料のオンラインに対応すると発表されました。以前より岩田氏はこの構想について話していた所をみると『HOMELAND』のみに限定されるというのは少々考え難いでしょう。今後どんな展開がなされるのか非常に楽しみです。

《土本学》

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