CRI・ミドルウェアがサウンドオーサリングシステム「CRI Sound Factory」を発表

CRI・ミドルウェアが、ゲーム開発者向けサウンドオーサリングシステム「CRI Sound Factory」の提供を開始する事を発表しました。

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CRI・ミドルウェアが、ゲーム開発者向けサウンドオーサリングシステム「CRI Sound Factory」の提供を開始する事を発表しました。
マルチプラットホームでの開発に対応した物としては世界で始めてリアルタイムに変化する効果音の作成を助けるICSに対応しました。

「CRI Sound Factory」はサウンドデザイナーのニーズから生まれたサウンドオーサリングシステムです。リバーブやディレイ、ポジショニングといった「音場」を、実際のゲーム機で再生・確認しながらデザインすることができます。

これまでのゲーム開発においてはサウンドオーサリングの作業はプログラマの協力が不可欠でしたが、この製品を使用することによりサウンドデザイナーが思い通りの演出を作成することが可能になります。

今では多くのゲームに採用されているドルビーデジタル/プロロジックIIにも対応していて、迫力の3Dサウンドを容易に作成できます。また、ゲームキューブ、PS2、Xboxなどの機種にマルチプラットホームに対応しており、異機種間での移植や複数ハードでの並行開発に力を発揮します。同社の「CRI ADX」との連携にも対応しています。

ICS(Interactive Controlled Sound)はこの製品の大きな特徴で、プレイヤーの操作やゲームの状況に応じてリアルタイムに変化する効果音の作成を助けます。例えば、エンジン音であれば、エンジンの回転数に応じたリアルな効果音を作成できます。

《土本学》

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