岩田社長がオーストラリアやオンラインなどについてコメント
オーストラリアの朝刊紙「ヘラルド・サン」の6月2日号に岩田聡社長のコメントが掲載されていたそうです。
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岩田氏は未だオーストラリアには行った事が無く、ゲームキューブ不調の原因を知るためにも訪問する事を計画しているそうです。「最初に、ゲームキューブが世界中の中でも特にオーストラリアで悪い成績である事がとても残念に思います」と岩田氏はコメントしています。
「任天堂の使命はユニークで先例の無いゲームをプレイヤーに提供する事です」。一方で他社はそれを理解してないと岩田氏は感じているそうです。「彼らは機能を増やす事によってのみハードを売る事が出来ると考えているように思えます。ユーザーに新しいゲームハードを売るつもりなら私達はこれまでに例の無いゲームを作らなければなりません」
オンラインゲームに関しては「Xbox Liveの会員は100万人?それは成功とは言いません。家庭用機であれば完全な失敗です。しかしながら将来ネットワークがゲームの重要な一部になると私は信じます。そのときが来れば任天堂のビジネスにとっても重要な一部を成すようになるでしょう」と述べています。
岩田氏はこれまでのハードの進化がグラフィックの進歩など、目に見える分かり易いものだったのに対して、今後のそれは必ずしもそうはならないだろうと述べています。そして今後はユーザーの想像力を掴むために違うことをやる勇気が求められるだろうと言います。
「任天堂は20年前にビデオゲームの標準をつくりました。そこにはテレビがあり、両手にはコントローラーがあります。私達は任天堂自身が作り出したものを突き破る事を躊躇してはなりません」
「それこそがイノベーションです」