「EAは高すぎる」バイアコム会長レッドストーン氏が買収を否定

確執が噂されたメル・カーマジン社長がこの程退任した米メディア大手のバイアコムの会長兼最高経営責任者のレッドストーン氏は、エレクトロニック・アーツの買収を計画しているのではないか、という噂を否定しました。検討したが、非常に高価な買い物になるとの判断のようです。

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確執が噂されたメル・カーマジン社長がこの程退任した米メディア大手のバイアコムの会長兼最高経営責任者のレッドストーン氏は、エレクトロニック・アーツの買収を計画しているのではないか、という噂を否定しました。検討したが、非常に高価な買い物になるとの判断のようです。

「私達はエレクトロニック・アーツなどの会社を検討しました、彼らは間違いなく業界のリーダーです。しかし非常に高価になるでしょう、それはバイアコムの収益を圧迫する事につながります。私達はその可能性を排除しました」とレッドストーン氏は述べました。

しかしながらアメリカン・テクノロジ・リサーチのP.J. McNealy氏は「EAは大手メディア企業にとって非常に魅力的なターゲットです。多くの資産やライセンスを抱えていてますます重要なプレイヤーとなりつつあります」と言い、今後も巨大資本がEAの前に立ちはだかる事になるだろうと予測しています。

レッドストーン氏は個人的にミッドウェイの筆頭株主となっていて、他の会社にも食指を伸ばしてくる可能性はあります。

《土本学》

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