ジャレコが「PocketNES」のソースコードを盗用?

Waxy.orgによればジャレコのGBAゲームにオープンソースのファミコンエミュレーター「PocketNES」が無断で盗用されていたそうです。エミュレーター・コミュニティは反発していますが、作者は少し違うようです。

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Waxy.orgによればジャレコのGBAゲームにオープンソースのファミコンエミュレーター「PocketNES」が無断で盗用されていたそうです。エミュレーター・コミュニティは反発していますが、作者は少し違うようです。

ジャレコが以前に発売したGBA『じゃじゃ丸Jr.伝承記 〜ジャレコレもあり候〜』にはファミコン時代の名作タイトル、『忍者じゃじゃ丸くん』・『じゃじゃ丸の大冒険』・『シティコネクション』・『エクセリオン』・『フォーメーションZ』が収録されています。

このゲームのエミュレーターには「PocketNES」が使用されていることが解析の結果判明しました。コミュニティは著作権侵害だと怒りますが、プログラマーのLoopyは次のように話しています。

「PocketNES」はパブリックドメインです。今回の「ジャレコの事件」こそが、付帯条件付きのGPLではなく無料(パブリックドメインとして)で公開している理由なのです。会社が私の作ったものを手に取り、それをみんなが楽しめる物に変えてくれたのであれば、これ以上幸せなことはありません。なぜ私が自分の手を離れた物で、他の人がお金を稼ぐかどうかなんて考えなければなりませんか。それはもう自由なのですから。

《土本学》

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