イチロー効果でマリナーズ好調、資産価値4億1400万ドル

米国の経済誌フォーブス最新号が掲載したメジャー・リーグ各球団の資産価値によれば、任天堂オブアメリカがオーナーを務めるシアトル・マリナーズは「過去5年で最も利益をあげた球団」となったそうです。その要因として同誌は「日本からスター選手を輸入したこと」を挙げています。

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米国の経済誌フォーブス最新号が掲載したメジャー・リーグ各球団の資産価値によれば、任天堂オブアメリカがオーナーを務めるシアトル・マリナーズは「過去5年で最も利益をあげた球団」となったそうです。その要因として同誌は「日本からスター選手を輸入したこと」を挙げています。

記事によればマリナーズの過去5年間の年間平均収益はレッドソックス、ヤンキースに次ぐ1億6300万ドルで、これを元に試算した商品価値は4億1400万ドルで、1977年当時の650万ドルの63倍となりました。観客動員も増加していて、平均330万人で第4位の水準となっているそうです。

視聴率や日本からの観戦ツアーなどで地元に与える経済効果は年間数百万ドルになると推測されます。

シアトル・マリナーズは1991年に経営難から移転が取りざたされた際に、当時任天堂の社長を務めていた山内氏が出資して経営再建に当たりました。山内氏は持分を昨年任天堂オブアメリカに売却しています。

《土本学》

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