【東京ゲームショウ2005】DSの開発機も置かれた、メトロワークスブース

「Code Warrior」というゲーム開発の為の総合環境を提供しているメトロワークスのブースが初日のビジネスデイだけで設置されていました。ゲーム開発が複雑化すると同時に、複数プラットフォームで提供されることが増えていて、このようなソフトの重要性は高まっています。

ゲームビジネス その他
「Code Warrior」というゲーム開発の為の総合環境を提供しているメトロワークスのブースが初日のビジネスデイだけで設置されていました。ゲーム開発が複雑化すると同時に、複数プラットフォームで提供されることが増えていて、このようなソフトの重要性は高まっています。

メトロワークスは米国の会社ですが、日本でも販促に力を入れていて、ブースには「Code Warrior」を利用して開発された作品が並んでいます。任天堂の『応援団』や『脳を鍛えるDSトレーニング』などもその1つです。「Code Warrior」はプログラムを書いて、それを接続した実機で実行して、そしてバグを取り除いていく作業を一括して行えるソフトで、ブースではニンテンドーDSとゲームキューブ版が実機に繋がれて展示されていました。

もちろん実際にプログラムを変更したりが可能な状態でした。PCの側で実行操作を行うと、コンパイル(書いたプログラムをゲーム機で実行可能な状態にすること)が始まり、繋がれたDSの方でゲームが実行されます。そこにあったのはDSで動いている『ヨッシーストーリー』でした。以前GBAでもありましたが、ニンテンドーDSのSDKにもこのデモが収録されていたようです。綺麗に動いていましたよ。

例えば実行してみると、どこかにバグがあるということが判明した場合は、プログラムを実行する前に、めぼしい場所にブレークポイントを設定しておき、実行した場合にその時点での変数の様子などをチェックするといったこともできます。プログラムをされる方は、マイクロソフトのVisual StudioなどのIDEを思い浮かべて貰えればいいと思います。

もちろん任天堂ハード以外の製品も置かれていました。

《》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース