欧州任天堂Jim Merrick氏インタビュー
ドイツ2位の発行部数を誇る新聞FAZに任天堂オブヨーロッパのJim Merrick氏のインタビューが掲載されていたそうです。任天堂の今までの発言と特に変わった部分はありませんが、非常に積極的な言葉を使っているように感じます。
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ハードウェアは無関係
ソニー、マイクロソフト、そして任天堂がいずれも次世代機を用意していますが任天堂は他の2社とは異なる道を選択しています。Merrock氏は言います「私達は新しいユーザーの扉を開ける、新しい技術ではなくて」。任天堂はゲーム会社本来に立ち戻ろうとしています。
「任天堂は娯楽会社で、映画撮影所は持っていませんし、ハードメーカーでもありません。確かにレボリューションはDVDを再生できますが、重要な機能ではありません。私達は今までにないよりよいインタラクティブエンターテイメントを提案します。しかしこれはハードの力は無関係です。これは全てゲームに関連します」
平均的な人はいない
Merrick氏はゲーム産業の問題について「平均的な人は今日、ゲームを遊んでいません。ゲーマーと言えば誰もがポテトチップを食べながらコーラを飲む青白いティーンエイジャーを思い浮かべます。そうであるべきではありません」と述べています。新規ユーザーの獲得の好例は『Nintendogs』です。Merrick氏は日本では購入ユーザーの半数が女性で、購買層も大きく広がったことを引用します。
レボリューションはXbox360より安く
「私達はゲーム市場が価格に敏感であることを知っています、特にマスマーケットを狙うならば。私はレボリューションがXbox360の400ユーロより安くなることを強く望みます」Merrick氏はこの高い価格はHDTVサポートの影響と言います「その利益を享受できるのは極僅かなユーザーだけです。私達はそれをやりません」
しかしオンラインはXboxに続きます。「任天堂もオンラインコミュニティを構築します。しかし私達は有料化して、その顧客だけに価値あるサービスを提供するような過ちは犯さないつもりです。マリオカートでオンラインサービスが始まれば、ゲーマーはそれを無料で利用することができます」