小倉百人一首プロジェクト「時雨殿」が完成、27日から一般公開

任天堂の山内溥相談役が理事長を務める小倉百人一首文化財団が、京都市右京区に建設を進めてきた小倉百人一首プロジェクトの拠点施設「時雨殿」が完成し、27日にオープンとなることが17日に開く理事会で決定されることになりました。任天堂の全面協力の下、新しい「デジタル百人一首」の遊び文化を提供します。

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任天堂の山内溥相談役が理事長を務める小倉百人一首文化財団が、京都市右京区に建設を進めてきた小倉百人一首プロジェクトの拠点施設「時雨殿」が完成し、27日にオープンとなることが17日に開く理事会で決定されることになりました。任天堂の全面協力の下、新しい「デジタル百人一首」の遊び文化を提供します。

「時雨殿」は鉄筋コンクリート2階建ての黒を基調とした和風の落ち着いた外観を持ち、石庭も整備されています。総工費は21億円で、山内氏個人が寄付しました。

1階には宮本茂氏が手掛けた体験展示施設があり、ニンテンドーDSの仕様を改良した専用端末の情報を元に45インチの液晶モニタ70台を敷き詰めた床面にデジタル画像として表示されたかるたの札をとり合うゲームが楽しめたり、ワイヤレス通信で歌の説明を取り込むことができます(ニンテンドーフロアビジョン?)。2階には競技かるた用の大広間があります。

27日から一般公開される予定で、入場料は小中学生が500円で一般が700円です。

《土本学》

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