任天堂が株主総会を開催―Wiiを体験できるスペースも

任天堂は29日、京都本社で株主総会を開催しました。昨年を上回る230人の株主が出席し、時間は昨年並みの1時間44分でした。

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任天堂は29日、京都本社で株主総会を開催しました。昨年を上回る230人の株主が出席し、時間は昨年並みの1時間44分でした。

総会では経営陣から提案された5つの議案について決議が図られましたが、そのうち「定款変更の件」が否決されました。定款変更は取締役会決議による剰余金の配当や、電子公告など会社法施行に伴う変更が含まれていましたが、可決に必要な3/2以上の賛成に「数%足りなかった」とのこと。但し会場に参加した株主数の段階では成立していたとのこと。

任天堂では「一部の機関投資家の皆様に、配当方針など当社の経営方針が十分にご理解いただけなかったのではないか」としていて、方針を周知した上で次回の株主総会にも上程するとしています。

会場では年末に発売される予定のWiiが体験できるスペースも受けられ『WiiSports: テニス』、『リモートポインターデモ〜シューティング〜』、『メイドインワリオ』が遊べたそうです。ここでも操作などは良好で、年末の発売に向けて好感触が得られたとのこと。

《土本学》

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