減るゲーム雑誌の売上―英国の話

またまたゲームサイトに関係しそうな話。

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またまたゲームサイトに関係しそうな話。

GameIndustry.bizによれば、英国のゲーム雑誌の売上が下がっているようです。特に「Official」の名前を冠した3つの雑誌はいずれも数字を落としているそうです。数字の比較はいずれも今年2月との比較のようです。

最も顕著なのは「Official PS2 Magazine」で、13万2000部から10万部強にまで落ちているそうです。また「Official Xbox Magazine」も6万4400部から4万500部まで下がったそうです。ダメージが軽かったのはDSやWiiへの注目が集まる「Official Nintendo Magazine」ですが、それでも3万5500部へ2000部ほど数字を落としているそうです。

非公式系の雑誌は少しはマシのようです。PS系の「PSW」は4万3700部から3万4500部へ減少、「Games Master」は5万3300部へ2000人の読者を失ったとのこと。「PC Gamer」の読者も4万8700人から4万5300人へと僅かながら減ったそうです。「PSM2」も3万6000人へと4500人ほど減らしています。「PC Zone」では3万人で、3000人減らしたとのこと。

ただ増加した雑誌もあり、「Edge」は3万3600部へ増え、「Xbox World 360」は1万9000部から2万3000部へ増えたそうです。

GameIndustry.bizでは部数減少の要因として、雑誌媒体自体の衰退と、ウェブメディアに変わられている面もあるのではないかと指摘しています。同サイトの姉妹サイトで総合ゲームサイトであるEurogamer.netは、2005年10月から今年5月の間に読者が25%も増加したそうです。月に120万人のユーザーと990万ページビューあるそうです(インサイドも似たような伸びかたで、規模はちょうど2/3くらいですね)。

《土本学》

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