PS3の欧州延期について任天堂など各社のコメント

SCEは欧州でのPS3の発売が2007年3月上旬になると昨日発表しました。また、国内での初日出荷は10万台、米国では同40万台となることを明らかにしました。それに関して任天堂やマイクロソフト、そしてアナリスト達のコメントです。

ソニー PS3
SCEは欧州でのPS3の発売が2007年3月上旬になると昨日発表しました。また、国内での初日出荷は10万台、米国では同40万台となることを明らかにしました。それに関して任天堂やマイクロソフト、そしてアナリスト達のコメントです。

「Wiiは第4四半期の発売に向けて順調です。任天堂は600万台を発売から2006年第1四半期(3月まで)の終わりまでに世界中の小売業者に向けて出荷する予定です」任天堂オブアメリカ広報公式発表

「私達は世界同時リリースがどれだけ困難か熟知していて、ソニーが以前の計画を断念したことに驚きはありません。ソニーは確立されてない技術を導入しようとして計画を後退させました。欧州は私達にとって最重要地域です。Xbox360は既に遊ぶことができ、ライバルがいようといまいと最高のクリスマスになると確信しています」Xboxの英国代表のニール・トンプソン氏

「(発売延期は)長期的に見れば大きくありません。PS3とWiiは異なる種類の商品ですが、購入を予定していたユーザーは結局そのどちらもを買うことになるでしょう。延期はマイクロソフトと任天堂の両方に大きな機会を提供するでしょうが、任天堂はマイクロソフトより遥かに大きな利益を得るでしょう。米国の小売業者に影響はないでしょうが、欧州の業者にはダメージです。彼らは金額にして半分以下のXbox360やWiiで代用しなくてはなりません。何らかの影響があると思います」Wedbush Morgan Securitiesのマイケル・パッチャー氏

「任天堂やマイクロソフトがこの決定にハッピーなのは間違いありません。ブログ界のPS3に対するネガティブな言葉も少し彼らの助けになるでしょう。今度は次世代機にとって2度目のクリスマスですが、一部の人にとってはまだソニーは存在しないことになります。もしクリスマス、ポケットの中に600ドルあれば、Xbox360とWiiの両方を買ってやろうという誘惑に駆られるはずです」ABIリサーチのマイク。ウルフ氏

《土本学》

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