"ビデオゲーム"と呼ばないで―ESA会長

米国のゲーム関連企業で構成される業界団体ESA(Entertainment Software Association)会長のDoug Lowenstein氏は、ロサンゼルスで開催されたLA Games Conferenceで基調講演を行い、この産業が"ビデオゲーム"と呼ばれていることは不利益をもたらしていると述べました。

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米国のゲーム関連企業で構成される業界団体ESA(Entertainment Software Association)会長のDoug Lowenstein氏は、ロサンゼルスで開催されたLA Games Conferenceで基調講演を行い、この産業が"ビデオゲーム"と呼ばれていることは不利益をもたらしていると述べました。

「私達にとって最悪のことは、"ビデオゲーム"と呼ばれていることです」とLowenstein氏は話しました。同氏は、子供の為のトレーニングプログラムや教育的ゲームなど「シリアスゲーム」と呼ばれるジャンルが興隆する中で、"ビデオゲーム"産業と呼ばれることが様々な人をこの産業にひきつける妨害になっている否定的な面をもたらしていると主張しました。

Lowenstein氏はどのような呼び名が相応しいかどうかは述べませんでしたが、「インタラクティブエンターテイメント」やESAの名称にも使われている「エンターテイメントソフトウェア」を好むだろうと推測されます。ESAが主催するE3(Electronic Entertainment Expo)はゲームの祭典ですが"ゲーム"という語は使われていません。

《土本学》

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