岩田社長の日本外国特派員協会でのスピーチ概要が公開

任天堂の岩田聡社長と宮本茂情報開発本部長は7日に、日本外国特派員協会(The Foreign Correspondents' Club of Japan)にて昼食会を兼ねた講演を行いましたが、それを日本語訳した内容が任天堂ホームページに掲載されています。

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任天堂の岩田聡社長と宮本茂情報開発本部長は7日に、日本外国特派員協会(The Foreign Correspondents' Club of Japan)にて昼食会を兼ねた講演を行いましたが、それを日本語訳した内容が任天堂ホームページに掲載されています。

まず岩田氏はWiiの新しさや日米での販売状況を報告し、ゲーム離れへの危機感と、DSそしてWiiという2つのハードの経緯を述べました。更には日本、そして欧米でのゲーム人口拡大の取組みの成果を話し、最後に任天堂がこれから目指していく像を明らかにし、講演を終えています。

(Wiiチャンネルについて説明したのに続いて)

このような仕組みを用意しているのは、どうすれば据置型ゲームが、「家族全員にとって関係のある存在」になることができるのか、どうすれば毎日電源を入れてもらうことができるのか、ということを考え抜いた結果です。ゲーム機がこのような提案をしていくとなると、もう単純な娯楽の提案ではなく、新たなライフスタイルの提案ということになると思います。私たちは、「Wiiのある新しい生活」を提案していきます。そのためには、多彩なソフトとチャンネルを展開し、ゲームの定義を更に広げていくことが必要になると考えています。例えば、既に「ヘルスパック」という名称でお話ししていますが、毎日の健康管理に役立つソフトをWiiで実現することができれば、家族全員にとって関係があり、かつ毎日電源を入れてもらうという目標が自然と実現できるのではないかと考えています。「Wiiのある新しい生活」が世界中で受け入れられるまで、チャレンジを続けていきたいと思っています。

《土本学》

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