ESAのDoug Lowenstein代表が来年初頭に退任へ

米国のゲーム業界団体ESA(Entertainment Software Association)の初代代表を長年務めてきたDoug Lowenstein氏が来年初頭にも退任することが発表されました。Lowenstein氏は1994年にESAの前進であるInteractive Digital Software Associationに加わって以来協会の活動をリードしてきました。

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米国のゲーム業界団体ESA(Entertainment Software Association)の初代代表を長年務めてきたDoug Lowenstein氏が来年初頭にも退任することが発表されました。Lowenstein氏は1994年にESAの前進であるInteractive Digital Software Associationに加わって以来協会の活動をリードしてきました。

Lowenstein氏が協会に参加してからの十数年間で米国のゲーム産業は30億ドルから100億ドル以上の規模に成長し、ESAもスタッフを僅か2名からスタートして現在では32名を抱えるまでになりました。ESAは様々な著作権保護活動や政府やメディアとの関係など、ゲーム産業全体の地位向上に努めてきました。ESAは家庭用ゲーム機、PC、携帯電話、インターネット向けなどにゲームを提供する会社で構成され、市場規模に占めるカバー率は9割を超えています。

ESAの会長でマイクロソフトのエンターテイメント&デバイス部門のRobbie Bach氏は「Doug氏は組織の創業社長としてESAを全ての構成員の利益を代表する効果的で影響力のある産業団体に成長させました。彼は素晴らしい業績の数々を残して協会を去ることになります。私達は彼の次の取組みが成功することを心から祈っています」とコメントしています。

Lowenstein氏は新たに投資産業の業界団体を作ることを計画しているそうです。

《土本学》

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