NOAが新たなライセンス部門担当副社長を指名
任天堂オブアメリカは、ライセンス部門を担当する副社長として、スティーブ・シンガー氏を3月5日付けで起用すると発表しました。同部門は任天堂に22年間勤務し引退することとなったフアナ・ティングダル氏が指揮していて、外部パブリッシャーやデベロッパー、アクセサリメーカーなどとのライセンス関係を担当します。
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シンガー氏は1999年に任天堂のラテンアメリカ担当ゼネラルマネージャーとして入社し、南米市場での成長に貢献し、2006年7月にラテンアメリカ担当副社長ゼネラルマネージャーに指名されました。シンガー氏は任天堂入社前に米国の大手家電メーカのワールプール社に勤務していて、メキシコでの子会社設立などに尽力しました。
「フアナは、ライセンス部門をゼロから構築し、スティーブはこの基礎の上に新しい礎を築いていくでしょう。スティーブは国際ビジネスでの関係構築に熟知していて、今日のゲームビジネスやいかにパブリッシャーが開発資源を割り当てるかという本質を心得ています」とビジネスデベロップメント担当上級副社長のマイク・フクダ氏は述べています。
シンガー氏の後任には、ラテンアメリカ担当ディレクター&ゼネラルマネージャーのメリッラ・ライト氏が指名されています。ライト氏は1993年に入社して以来、様々な役職を歴任し、特にラテンアメリカなど新興市場での任天堂の拡大に尽力しました。新しいポジジョンでは日本の本社と共同で中東や東南アジアでのビジネスを開拓していくということです。