岩田社長「成長のためにM&Aの活用もあり得る」
日本経済新聞によれば、任天堂の岩田聡社長はインタビューで、成長のためにはM&Aの活用もあり得ると話したそうです。特に「新しいゲーム機の開発に役立つデバイス技術などで良い案件があれば(M&Aを)排除しない」ということです。Wiiで言うところのモーションセンシング技術などでしょうか。
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任天堂はこれまで余りこの種のM&Aはやってきませんでしたが、岩田社長は「当社は買収に消極的な会社だというイメージが強かったかもしれないが、ハードに特殊な機能を付加する場合など、今後成長に不可欠な部品を確保する場合などにはちゅうちょなくやりたい」ということです。
逆にソフトメーカーのM&Aということに関しては、5月初旬にバンダイナムコからモノリスソフトを買収しましたが、「ソフト会社は人材が資源で、会社という入れ物を買っても意味はない。信頼関係を築ける場合に限られる」とこれまでどおり慎重な考えを示しています。