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ついに発表となった、超大作RTSの続編は… ※クリックで拡大画面を表示 c2007 Blizzard Entertainment. All rights reserved. |
■ 超大作RTSの続編が、世紀をまたいでいよいよ登場!
「ついに」と言おうか、「待ちに待った」と言おうか。世界中のRTSファンが長年待っていた『Star Craft』シリーズの最新作、『Star Craft II』がついに発表となった。
前作の発売がまだ20世紀だったことを考えると、どれだけ時間が過ぎたんだ?と言いたくもなるものだ。特に説明はいらないと思うが、『Star Craft』とはスピード感溢れるSF型のRTSで、3つの種族間を巡る戦いがテーマとなっている。発売からかなりの年月が経った今でも根強い人気を誇る。国内では言語版ごとの互換性問題でイマイチ軌道に乗らなかったが、お隣の韓国ではいまだにプロゲーマーの競技として一線級であり、TV放映も定期的に行われてる大人気作品だ(とくに韓国での人気は「国技」と言っても過言ではないかもしれない)。今の日本国内の様子と比較するとなんとも羨ましい状況ができていたりする。
さて、肝心の『Star Craft II』の中身のほうだが、現状ではシステムなどは前作とそう大きな違いはないようだ。開発者側のコメントでも、大きな変化を無理に入れる必要はないとしているので、実際、大きな違いは無いのではないかと思う。とは言え、ブリザードらしい、ビックリするようなシステムを組み込んでくる可能性も否定できない(たとえば『War CraftIII』には革新的なシステムとして、人口数によって資源採取量に制限が加わるというシステムがあった)。
また、グラフィックが2Dから3Dへと変更になっているが、ぱっと見たイメージ的には『War Craft3』に近いイメージを受ける(とは言え、画質は段違いだ)。アニメーションも非常に滑らかだ。言葉だけでは通じないと思うので、具体的には公式サイト等にて公開されている開発者のプレイムービーを実際に見て確認をしてほしい。実際に見ていただければわかるかもしれないが、少しスピード感が感じられない。デフォルトのゲームスピードはゲームの面白さに直結する項目の1つなので、しっかり調整してもらいたいし、韓国のプロゲーマー等からはゲームスピードが遅すぎると言う発言もすでに出ている。ただしブリザードはデモ用にわざとゲーム速度を落としていると回答しているので、心配はなさそうである。他には、『Battle.net』の機能追加についても明らかになっている。『War Craft3』の『Battle.net』では非常に優秀なマッチングシステムが搭載されており、かなりの確率で自分の適性LVの対戦相手と当たるようになっていた。きまぐれに1on1を楽しむには最適な環境だと言える。どういった機能が追加されるかはわからないが、きっと、有意義な機能なのだろうと思う。