ガンホーが事業説明会を開催[詳報]、コンシューマー事業や『ラグナロク2』について発表

『ラグナロクオンライン』や『エミル・クロニクル・オンライン』といったオンラインゲームを展開するガンホー・オンライン・エンターテインメントは4日、秋葉原UDXにて事業説明会を開催し、ニンテンドーDS向け『ラグナロクオンラインDS』などでのコンシューマー事業への参入や、8月16日からクローズドベータが開始される『ラグナロクオンライン2』などについての説明を行いました。

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ガンホーが事業説明会を開催[詳報]、コンシューマー事業や『ラグナロク2』について発表
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『ラグナロクオンライン』や『エミル・クロニクル・オンライン』といったオンラインゲームを展開するガンホー・オンライン・エンターテインメントは4日、秋葉原UDXにて事業説明会を開催し、ニンテンドーDS向け『ラグナロクオンラインDS』などでのコンシューマー事業への参入や、8月16日からクローズドベータが開始される『ラグナロクオンライン2』などについての説明を行いました。

まず登壇した代表取締役社長の森下一喜氏はガンホーの会社概要の説明から始めました。ガンホーは2002年からオンラインゲーム事業を開始し、『ラグナロクオンライン』を大ヒットさせ、現在では会員数250万人を誇るまでに成長しました。その過程で、2005年に大阪証券取引所に上場。ジー・モードと資本提携し、ブロッコリーやゲームアーツの株式を取得してグループとしています。ソフトでは2004年から複数タイトルの運営を開始し、『エミル・クロニクル・オンライン』など6タイトルが運営中となります。



前述のグループとしては主に5つの事業を展開しています。本社が行っているオンライン事業、ジーモードやガンホーモードが行うモバイル事業、ブロッコリーが行うマーチャダイジング事業、ガンホーモードが行うポータル事業、そしてゲームアーツが行うコンシューマー事業(主に受託開発)です。

ガンホーとしてはゲームコンテンツの強化やポートフォリオの拡大でNo.1オンラインゲームパブリッシャーの地位を築き、次の段階としてキラータイトルをマルチデバイスで展開する事で、オンライン、モバイル、家庭用、映像、出版などをカバーするNo.1ゲームメディアとなり、最終段階としてグローバル戦略を推し進め、総合エンターテイメント企業となることを戦略として持っているようです。現段階ではNo.1ゲームメディアを指向する段階であると考えられます。

ここからは各事業の今後が語られ、オンラインゲームでは今後サービスインする『北斗の拳ONLINE』、『グランディアオンライン』、そして『ラグナロクオンライン2』が紹介されました。ラグナ2ではフル3D化が図られると共に、コミュニティを強化し、今までにないラグナロクの世界が展開されます。250万という膨大な数のユーザーを保持しているラグナロクですが、どのように『2』への移行が図られるかは注目です。



ニンテンドーDSでコンシューマーに参入へ


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《土本学》

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