[Eスポーツスタジアム2007 Stage1]05 HALO 2 決勝 ハードウェアのボーダレス化? パッドユーザーが上位独占

マイクロソフト ヘイロー2は2004年にXbox360用が発売されたFPS(一人称視点対戦射撃)ゲームです。Xbox360版に遅れること2年半、2007年6月に待望のWindows Vista版が発売されました。Eスポーツスタジアムの種目には初採用です。

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[Eスポーツスタジアム2007 Stage1]05 HALO 2 決勝 ハードウェアのボーダレス化? パッドユーザーが上位独占
[Eスポーツスタジアム2007 Stage1]05 HALO 2 決勝 ハードウェアのボーダレス化? パッドユーザーが上位独占 全 7 枚 拡大写真
マイクロソフト ヘイロー2は2004年にXbox360用が発売されたFPS(一人称視点対戦射撃)ゲームです。Xbox360版に遅れること2年半、2007年6月に待望のWindows Vista版が発売されました。Eスポーツスタジアムの種目には初採用です。

決勝戦は予選上位8人によるFFA(全員が敵になるポイント制の個人戦)です。試合は誰かが先に25ポイントを取るか、8分間経過するまでのゲームを3回行い、合計ポイント数を競います。注目の選手はhalomam選手。準決勝グループAを75ポイントでトップ通過しています。つまり3ゲームともトップの成績で勝ち上がっています。これを追う選手の筆頭は準決勝グループBを勝ち上がったsabrina選手です。

決勝戦は1ゲーム目はsabrina選手がトップ。sabrina選手は常にマップの高いところから眼下の敵を狙います。対峙する場面を避け、他の選手を狙っている選手の隙をつくという冷静な戦い方。ロケットランチャーでの連続キル、エナジーソードの接近戦をそつなくこなします。sabrina選手は1ゲーム目と3ゲーム目でTOP成績を収めました。2ゲーム目はhalomam選手が取っています。sabrina選手が優勝かと思われましたが、なんと総合ポイントでhalomam選手が64ポイントで優勝です。sabrina選手は61ポイントで僅かに届きませんでした。

優勝したhalomam選手


halomam選手はトップこそ1度だけでしたが、3ゲームとも安定した成績で上位にいました。一方、sabrina選手は2ゲーム目のMAPが苦手な様子で下位に甘んじていました。その結果が総合ポイントの差になりました。halomam選手も冷静な戦い方で、今日の3ゲーム目は、建物に入ったライバルを見逃さず、わざわざ背後にまわってエナジーソードで斬りつける場面があり、観客たちを感心させました。

今回参加した選手の皆さんは前作のHALOがXbox360で発売されたときからのファンが多く、決勝戦では8人中6人がゲームパッドを使用していました。スティックによる正確な狙撃には観客のPCゲームユーザーも驚きを隠せない様子でした。Windows Vista版のHALO 2はGames for Windows-Liveに対応しており、Xbox360ユーザーとの対戦も可能。HALO 2はハードウェアの種類を問わない、ゲームユーザーの新たな広がりを感じさせます。今回のPCとパッドの組み合わせは、まさにその流れを象徴していました。

決勝戦はゲームパッドユーザーが多数

《杉山淳一》

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