【TGS2007】『Angel Love Online』現地でプロデューサーに突撃インタビュー

可愛らしいキャラクターがウリのMMORPG『Angel Love Online』(以下ALO)、PS3版の突然の発表と、「東京ゲームショウ2007(TGS2007)」へのプレイアブル出展で驚いた人も多いはず。今回はPS3版『ALO』に関して、プロデューサーである森健志氏にお話を伺いました。

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【TGS2007】『Angel Love Online』現地でプロデューサーに突撃インタビュー
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可愛らしいキャラクターがウリのMMORPG『Angel Love Online』(以下ALO)、PS3版の突然の発表と、「東京ゲームショウ2007(TGS2007)」へのプレイアブル出展で驚いた人も多いはず。今回はPS3版『ALO』に関して、プロデューサーである森健志氏にお話を伺いました。

iNSIDE:家庭用ゲームと言えばコントローラー、PCだとキーボード+マウスという常識がありますが、PS3版『ALO』に関してはどのような操作形態となりますか?

森健志氏:PS3版では、ウインドーを開いたりスキルを使ったりといった操作をコントローラーで行えるようになっています。ただ、チャットに関してはキーボードが必要となります。PC版と同様に、マウス+キーボードでの操作も可能です。

iNSIDE:突然のプレイアブル出展ですが、PS3版『ALO』はどれくらいの時期から開発が進んでいたんですか?また、PS3を選ばれた理由はどのようなものですか?

森健志氏:開発は今年の頭からスタートしていました。PS3を選んだ理由ですが、ネットワークが開かれていることと、HDDを標準搭載していることにあります。他社さんのものだと、ネットワークは閉じられているのですが、PS3のネットワークには外部からアクセスが可能となっています。この二点がPS3を選んだ理由です。

iNSIDE:PS3版『ALO』の企画ですが、キューさんとSCEさんのどちらから立ち上がったんですか?また、開発で苦労されている点などありますか?

森健志氏:弊社からSCEさんに提案した形となります。両社とも初めての経験ですので、全てが苦労の連続です。今回のプレイアブル出展に関しては、SCEさんの方から提案があり、急遽決定しました。会場では、SCEさんのブースとUserjoyさんのブース、PCをネットワークで結び、PS3版とPC版での同時プレイが可能となっています。Userjoyさんのブースでは、アイテムが当たるガチャガチャも用意しておりますので、皆さん奮ってお越し下さい。

iNSIDE:PS3版とPC版で、プレイヤー層はどう変化するとお考えですか?

森健志氏:どちらもそう変わらない年齢層のプレイヤーに遊んで頂けるのではないかと考えています。PS3をお父さんが買われて、リビングに置く。それを見て、お母さんや子供さんがプレイするというような広がりもあるんではないでしょうか。弊社としては、PS3版とPC版のプレイヤーさんを区別することなく、同等のサービスを提供していきたいと考えています。

iNSIDE:MMORPGはパッチを配布することが当たり前となっていますが、PS3版に関してはどのような形態が予定されていますか?

森健志氏:具体的な配布方法に関しては未定ですが、PS3版とPC版で同時にパッチを配布できるようにしようとしています。

iNSIDE:『ALO』もスタートして9ヵ月ほどになりますが、手応えの方はいかがですか?

森健志氏:おかげさまで、PC版『ALO』の運営の方も軌道に乗りました。今回PS3版が実現したのも、この実績のおかげです。つい先日もアップデートを行いまして、日本オリジナルのイベントを実装することができました。月単位でイベントを行い、より満足度を高めていこうと考えています。


突然の発表となったPS3版『ALO』、PS3初のMMORPGではありますが、PC版のプレイヤーと同じワールドで遊べるため、PS3から接続して寂しい思いをするということはなさそう。「TGS2007」ではPS3版とPC版の同時プレイを体験することもできるため、気になる人はSCEブースか台湾パビリオンにある『ALO』を試してみるのも面白いのではないでしょうか。


[訂正しました]初出時、森健志氏のお名前を「健士」と記載しておりました。正しくは「健志」です。お詫びして訂正します(2007/9/23 12:20 編集部)

《水口真》

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