【TGS2007】大阪電通大はリモコンも使ったバーチャリアリティシステムなどを展示

東京ゲームショウにはゲームスクールコーナーとして様々なゲーム専門学校が出展していますが、今年はデジタルゲーム学科に力を入れる4年制の大阪電気通信大学もブースを出展していました。中ではWiiリモコンも使ったバーチャリアリティシステムなど興味深い物が展示されていました。

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【TGS2007】大阪電通大はリモコンも使ったバーチャリアリティシステムなどを展示
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東京ゲームショウにはゲームスクールコーナーとして様々なゲーム専門学校が出展していますが、今年はデジタルゲーム学科に力を入れる4年制の大阪電気通信大学もブースを出展していました。中ではWiiリモコンも使ったバーチャリアリティシステムなど興味深い物が展示されていました。

大阪電通大には総合情報学部にデジタルゲーム学科が存在し、ゲームシステム・ゲームクリエーション・ゲームプロデュースを基礎から体系的に学ぶ事が出来ます。また、ゲームの授業への活用も進められていて、英語の授業でニンテンドーDSのソフトを利用したことはメディアで大きく取り上げられました。

今回ブースで紹介されていたバーチャリアリティシステムは、位置を測定するためのセンサーを取り付けたグローブを装着し、ヘッドマウントディスプレイを組み合わせる事で、自分が動くことで仮想空間を移動したり、Wiiリモコンを組み込んだガン(トリガーを使っているだけのようでしたが・・・)でゲームをプレイすることを可能としたシステムです。



現段階では十数個のセンサーを設置する必要があること、ディスプレイに表示する映像を計算す為にパワーが必要かつ、リアルタイム性を維持するために、ワイヤレスではなく有線が必要になり、移動可能な範囲も制限されることなどから、規模の大きいアミューズメント施設などに利用が限られるということでしたが、未来の可能性を感じさせるものでした(「Nintendo On」みたいな感じですね)。

同校ではXbox360のXNAを使ったゲーム制作も行われているそうで、それによって作られたタイトルも展示されていました。ちなみに同校では授業で使用するニンテンドーDSソフトを自主開発するという話もありましたが、現時点では公開できるものはない、ということでした。

《土本学》

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