大阪電通大には総合情報学部にデジタルゲーム学科が存在し、ゲームシステム・ゲームクリエーション・ゲームプロデュースを基礎から体系的に学ぶ事が出来ます。また、ゲームの授業への活用も進められていて、英語の授業でニンテンドーDSのソフトを利用したことはメディアで大きく取り上げられました。
今回ブースで紹介されていたバーチャリアリティシステムは、位置を測定するためのセンサーを取り付けたグローブを装着し、ヘッドマウントディスプレイを組み合わせる事で、自分が動くことで仮想空間を移動したり、Wiiリモコンを組み込んだガン(トリガーを使っているだけのようでしたが・・・)でゲームをプレイすることを可能としたシステムです。
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現段階では十数個のセンサーを設置する必要があること、ディスプレイに表示する映像を計算す為にパワーが必要かつ、リアルタイム性を維持するために、ワイヤレスではなく有線が必要になり、移動可能な範囲も制限されることなどから、規模の大きいアミューズメント施設などに利用が限られるということでしたが、未来の可能性を感じさせるものでした(「Nintendo On」みたいな感じですね)。
同校ではXbox360のXNAを使ったゲーム制作も行われているそうで、それによって作られたタイトルも展示されていました。ちなみに同校では授業で使用するニンテンドーDSソフトを自主開発するという話もありましたが、現時点では公開できるものはない、ということでした。