EA、第2四半期は純損失―リストラ計画まとめる

米国の大手パブリッシャー、エレクトロニック・アーツは1日、2008年度第2四半期(7-9月)の業績を発表しました。それによれば売上高は6億4000万ドル(前年同期18パーセント減)、粗利益は2億4500万ドル、1億9500万ドルの純損失となりました。1株当たりの損失は0.62ドル。

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米国の大手パブリッシャー、エレクトロニック・アーツは1日、2008年度第2四半期(7-9月)の業績を発表しました。それによれば売上高は6億4000万ドル(前年同期18パーセント減)、粗利益は2億4500万ドル、1億9500万ドルの純損失となりました。1株当たりの損失は0.62ドル。

EAではこれを受けて再建計画をまとめ、29日に開催した取締役会で、今後24ヶ月以内に4つのプランを実施すると発表しています。(1)英国チェースティの開発スタジオの閉鎖 (2)人員の再配置、削減 (3)リースや調達関係の見直し (4)ITなどのコストの見直し。これらの結果2500〜3000万ドルを削減できるとしています。

「クオリティとイノベーションに注力し、そしてコストを管理するという計画は進行中です。『ぼくとシムのまち』や『Skate』といった幅広い顧客に向けた新作と、素晴らしいゲーム体験を提供するEA Sportsを継続させていくと共に、コストを削減し利益を確保する為の再建策をまとめました」とCEOのジョン・リキッテリロ氏は述べています。

「このホリデーシーズンは最高のものになるはずです。私達は『シンプソンズ』や『ニード・フォー・スピード』、『ヘルゲート: ロンドン』、『ロックバンド』、『NBAライブ08』、『シムシティ』、『Crysis』といった素晴らしい10タイトル以上をリリースする予定です」と財務・管理担当取締役のウォレン・ジェンソン氏は述べています。

《土本学》

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