ゲームポット、『Wizardry』の世界版権を獲得

ゲームポットは14日、東京で開催された記者懇談会において、『Wizardry』の世界版権を獲得したと発表した。タイトルは『Wizardry Online』。リリース時期・地域、ゲーム内容については未定。

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ゲームポットは14日、東京で開催された記者懇談会において、『Wizardry』の世界版権を獲得したと発表した。タイトルは『Wizardry Online』。リリース時期・地域、ゲーム内容については未定。



ゲームポット代表取締役CTO 安田剛氏


『Wizardry』は1981年に米国サーテックが発売したロールプレイングゲームで、当初はアップル社のパーソナルコンピュータ「Apple II」用だった。その後、IBM-PC互換機や日本のPC-9801、PC-8801、FM-7、X1など幅広い機種に移植され、ファミリーコンピュータやプレイステーションなどのテレビゲーム機、携帯ゲーム機なども網羅しつつ、20年間にわたって発売されている。

本編は第8作まで作られたほか、日本で作られ、米国でも高く評価された外伝が5作。そのほか、日本では多数の派生的作品が作られ、携帯電話用も登場している。ドラゴンクエストが「Wizardryを日本向けに親しみやすく」という目標で作られるなど、今日のシングルプレイ用ロールプレイングゲームの手本とも言うべきシリーズだ。

『Wizardry』は、サーテックが本編第8作の制作中に解散し、サーテック・カナダが開発を継続した経緯がある。『Wizardry』の版権については、2006年11月にゲームポットの親会社アエリアがサーテック・カナダから著作権と商標権を取得しており、ゲームポットがオンライン版を手がけるのではないか、という噂もあった。

《杉山淳一》

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