ESA、政治献金を始めると表明―米ゲーム業界団体

米国のゲームメーカーで作る業界団体ESA(Entertainment Software Association)のマイク・ギャラハー代表は、音楽や映画業界などと同じように政治献金を増額し、キャピトル・ヒル[連邦議会]でのロビー活動などを強化していく事を明らかにした、とNew York Timesが伝えています。

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米国のゲームメーカーで作る業界団体ESA(Entertainment Software Association)のマイク・ギャラハー代表は、音楽や映画業界などと同じように政治献金を増額し、キャピトル・ヒル[連邦議会]でのロビー活動などを強化していく事を明らかにした、とNew York Timesが伝えています。

「私達は今期末までに方針を決定するつもりです。献金はこの業界が政治的に成熟していくための重要な第一歩です。キャピトル・ヒルにおける私達のサポーターをはっきりさせて、その人たちには支援をしていきます」

ESAでは当初、5万〜10万ドル程度の献金を予定していて、音楽や映画業界が一社で数百万ドルを献金するのと比較すると非常に少ない額になりますが、ギャラハー氏は、私達が彼らの動きをサポートする用意があることを示す事に繋がると期待を示しています。またアクティビジョンのロバート・コティックCEOは「大きな第一歩」と評価しています。

米国のゲーム業界はここ数年で一気に成長していますが、次は成熟の段階に入るということが言えるかもしれません。

《土本学》

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