2007年の米国No.1パブリッシャーはアクティビジョン

大手パブリッシャーの一角、アクティビジョンは調査会社NPDグループの発表したデータに基づくものとして、2007年の米国最大のゲームメーカーとなったと発表しました。市場シェアは2006年から7.2%増加して17.7%。『ギターヒーローIII レジェンド・オブ・ロック』が全ハードを合せてナンバーワンタイトルになるなど年間を通じて好調を維持しました。

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大手パブリッシャーの一角、アクティビジョンは調査会社NPDグループの発表したデータに基づくものとして、2007年の米国最大のゲームメーカーとなったと発表しました。市場シェアは2006年から7.2%増加して17.7%。『ギターヒーローIII レジェンド・オブ・ロック』が全ハードを合せてナンバーワンタイトルになるなど年間を通じて好調を維持しました。

同社のロバート・コティックCEOは「歴史上初めて、通年で米国のナンバーワンパブリッシャーとなることができました。私達は16年連続の最高売上の更新がほぼ確実で、利益面でも過去最高を遥かに超える業績が確実です」とコメントしています。

今年のアクティビジョンは前半の『スパイダーマン3』、『トランスフォーマー』といったシリーズ物が堅調で、後半に爆発した『ギターヒーローIII』、『コール・オブ・デューティ』で天下を取ったという形です。市場シェアで+7%というのは大したものです。また、アクティビジョンでは更なる強化を目指して、仏複合企業のビベンディ傘下、ビベンディ・ゲームスと統合することも決定しています。今年も話題を振りまいてくれそうです。

ちなみに、12月単月では、販売金額で全てのプラットフォームの中で『ギターヒーローIII』が1位、『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア』が3位だったということです。

《土本学》

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