京都市の景観政策の特例第1号に京大病院新病棟―山内溥氏が寄付

京都市は市の中心部の建物の高さなどを規制する景観政策を行っていますが、この適用除外の第一号に京都大学が建設する医学部付属病院新病棟が決定しました。これは任天堂の山内溥相談役の寄付を元に建設する建物で、地下1階、地上8階建てで高さ31メートルです(景観政策で20メートルに制限)。

ゲームビジネス その他
京都市は市の中心部の建物の高さなどを規制する景観政策を行っていますが、この適用除外の第一号に京都大学が建設する医学部付属病院新病棟が決定しました。これは任天堂の山内溥相談役の寄付を元に建設する建物で、地下1階、地上8階建てで高さ31メートルです(景観政策で20メートルに制限)。

市景観審査会が特例を認める答申をまとめ、市長もこれを追認する見通しです。

特例申請をしていた京都大学では、具体的な内容を聞いてから適切に対応していきたいとしています。

山内溥氏は2002年まで任天堂の社長を務めたあと、現在は相談役となっています。京大病院で診療を受けた経験があり、「大学病院の使命にふさわしい病棟を」と約70億円の建設費の寄付を申し出ました。京都大学では2007年2月に着工したい意向でしたが、昨年9月にスタートした景観政策などにより遅れていました。

《土本学》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース