「1時代の終わり?」―米雑誌「Games for Windows Magazine」が紙からオンラインに移行

コンピューターやゲーム分野の出版社として知られる米国のZiff Davis Mediaは、同社の発行するPCゲーム専門誌「Games for Windows Magazine」の紙での発行を取り止め、1UP.comのウェブサイトのみでの展開に切り替えるということです。1UPのコンテンツ担当副社長のSimon Cox氏がブログで明らかにしました。

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コンピューターやゲーム分野の出版社として知られる米国のZiff Davis Mediaは、同社の発行するPCゲーム専門誌「Games for Windows Magazine」の紙での発行を取り止め、1UP.comのウェブサイトのみでの展開に切り替えるということです。1UPのコンテンツ担当副社長のSimon Cox氏がブログで明らかにしました。

Ziff Davis Mediaは他にも総合ゲーム雑誌「Electronic Gaming Monthly」や「PC Magazine」が著名な歴史ある出版社ですが、広告収入の落ち込みなどから経営が悪化し、先日連邦破産法11条を申請し再建中となっています。

ただし今回の決定は11条の申請とは無関係で、「PCゲーム雑誌を支えるゲームユーザーも広告主も、驚くべきペースでオンラインに移行しています。それは家庭用ゲーム機と比べても非常に大きなものです。その中で我々の決定は非常に自然なものです」としています。マイクロソフトもオンラインへの移行には賛意を示したということです。

「Games for Windows Magazine」は昨年改称されるまで、「Computer Gaming World」と呼ばれ1981年の創刊から27年間の歴史がありました。Simon氏は「一時代の終わり?」というブログのタイトルで思いを綴っていますが、一つの時代の終わりを感じさせるものです。

《土本学》

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