エモーション&ギルドコスチュームが世界初公開!『マビノギ3周年記念オフラインイベント』

4月12日、ネクソンジャパンは毎年恒例のファン感謝祭『マビノギ3周年記念オフラインイベント』を開催しました。今年会場となったのは、六本木ラフォーレミュージアムです。イベントの司会は声優の"イソッチ"こと磯村知美さん。

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エモーション&ギルドコスチュームが世界初公開!『マビノギ3周年記念オフラインイベント』
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4月12日、ネクソンジャパンは毎年恒例のファン感謝祭『マビノギ3周年記念オフラインイベント』を開催しました。今年会場となったのは、六本木ラフォーレミュージアムです。イベントの司会は声優の"イソッチ"こと磯村知美さん。

イベントの内容は開発者が今後のアップデート情報を語るパネルディスカッションや、会場全員参加の○×クイズ大会、抽選会など。また、特別ゲストとして『マビノギ』のテーマソング『Etarnal』を唄う声優・歌手の田中理恵さんも登場しました。


■パネルディスカッションでアップデート内容が明らかに!

イベントが開始され、まず初めに行なわれたのはパネルディスカッションです。登壇者は開発を担当している韓国からNexon Corporation 開発3本部 devCATのファン・チャンヒ氏と、ネクソンジャパン ゲーム運用チーム マビノギ担当 始澤健太郎(しざわけんたろう)氏、マーケティングチーム マビノギ担当 島嵜直樹(しまざきなおき)氏の3名。話題は4月17日に実装されるアップデート内容についてです。

今回のアップデートの象徴はずばり“ドラゴン”です! いままでにもドラゴンは登場しましたが、今回追加されるのはそれとは異なる種族で、高い知能を持っているそうです。新登場するドラゴンはただのモンスターとしてだけではなく、メインストーリーにも深く関わってくると発表されました。

そして、追加されるエリアは大陸の最北端に位置する“ザルディン地方”と呼ばれる地域です。島嵜氏はこの地域について、「東側の休火山地帯と、西側が活火山地帯、海に浮かぶレネス島で構成されています」と解説し、さまざまな名所を紹介しました。

このエリアには“カリダ探検キャンプ”と呼ばれる集落があります。これは、新エリア唯一の集落だそうで、新しいNPCが3名生活しています。そして、キャプから冒険に出発すると、間欠泉地帯に入ります。火山地帯というだけあって、ここでは硫黄の採集ができます。ただし、ディスカッション中に始澤氏から注意がありました。「硫黄を採集できるんですが、長時間やっていると硫黄中毒になります。回避する方法もありますので、みなさん自身でプレイしてみてください」。

この後も、ザルディン地方の解説が続きました。活火山地帯に入ると凶悪なモンスターが待ち受けていたり、上空にモンスター“ワイバーン”が住んでいる地帯もあります。ワイバーンと戦うには、気球に乗って空中戦を挑む必要があるようです。

そして、ファン氏は「ネタバレになるので詳しくは明かせませんが、今回追加されるストーリーはかなりのボリュームがあります。エルフの秘密や、新登場するドラゴンたちの思惑を垣間見れるでしょう」と発表。さらに、「いままでのメインストーリーをすべてクリアーしていると、あるNPCが登場します……」と意味深はコメントをし、会場をざわつかせました。

パネルディスカッションは続きます。島嵜氏は会場のスクリーンに新登場させるモンスターのスクリーンショットを映しました。見るからに強そうなモンスターを多数紹介した流れで、アリクイやカピパラ、クワガタといったモンスターも紹介。「『マビノギ』らしい生物ですよね?」とコメントすると、会場のファンは大爆笑。

また、今回追加となる要素として、一部のモンスターからは“化石”のアイテムが入手できます。化石をゲットすると、化石を磨くミニゲームのような遊びが行なえるようになります。見事キレイな化石に仕上げられると、経験値やゴールドを獲得できるようです。島嵜氏によると「とても難しい!」そうですが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

その他に、小ネタではあるがユーザーにとって非常に価値のある要素がいくつか発表されました。もっとも利便性が高そうなのは“郵便箱”です。これは他のユーザーにアイテムつきのメッセージを送れる機能。この他に、装備品の追加やジャイアントの髪型の追加も発表されました。ファン氏からは、「今後も人間とエルフ、ジャイアントのバランスを取りながら随時追加してゆく」と発表されました。

初心者にうれしいのが、初心者エリアのリニューアルです。いままでのフィールドと異なり、樹木や建物が配置されるようになりました。町の位置関係が掴みやすくなるので、『マビノギ』の世界に没頭しやすくなります。


■世界に先駆けてエモーション機能を実装

4月17日のアップデートでは、キャラクターの感情表現を行なえる“エモーション”も追加します。この機能は、現在は日本の『マビノギ』のみの仕様です。さらにアイテムに色をつけられる“染色アンプル”を自分で加工し、通常のアンプルでは染められない色を作り出せるようになります。また、町にはパーティー募集用の掲示板が設置され、募集しているパーティーをいつでも確認できるようになります。この掲示板は誰でも気軽に見られるので、いままで以上にパーティーを組むのが楽になりそうです。


■もちろんアップデートイベントもあります!

アップデート後に、いくつかのイベントや限定アイテムの配布が予定されています。会場で発表されたのは、“3周年記念のケーキ”と“花火”でした。会場のスクリーンでは映像が上映されたのですが、ケーキの映像はほんの1秒たらず。あまりにも短い映像だったので、会場のあちこちからは「短いよ!」との笑いが起こっていました。もうひとつの花火の映像は多少長めの映像でした……が、それでも10秒程度。こちらもインパクトの強い映像で、ファンからは歓声が沸き起こっていました。


■近い将来のアップデート予定を発表

ファン氏から今回追加されるサルディン地方の開発秘話と、今後の予定について語られました。ファン氏によると、新エリアの火山地帯は全体的に暗く表現されているので、明るさの表現処理が難しかったそうです。

そして、話題は新登場のドラゴンについて。追加されるドラゴンは“ブルードラゴン”と“レッドドラゴン”、“ゴールドドラゴン”の3種類。レッドドラゴンは前足がありませんが、そのハンディを補うために高い魔法能力を持っているため手ごわい敵だそうです。一方ゴールドドラゴンは、ブルードラゴンとレッドドラゴンの能力を兼ね備えており、さらにドラゴンの卵も埋める。いわば女王的な存在です。

6月以降のアップデート情報として、上位向けのダンジョンが挙げられました。さらに、夏ごろには硫黄地帯に“温泉”の建設が予定されています。温泉にはさまざまな効能があり、今回発表されたのは「痩せる」、「太る」、「怪我を治す」の3種類。また、日本のユーザーから要望が強かった“温泉猿”も登場します。

会場のファンを驚かせたのは、世界初公開となる情報“ギルドコスチューム”です。これは、ギルドごとに定められたシンボルをコスチュームの胸部に付けられる機能。ファン氏は「どのギルドに所属しているかひと目でわかるし、結束力も高められるでしょうね」とコメントしました。

《佐藤隆博》

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