ブロックバスター、サーキットシティに対して買収提案―約10億ドル

米国のレンタル大手のブロックバスター(Blockbuster)は、家電量販店大手のサーキットシティ(Circuit City)に対して、2月17日付けで買収提案を行ったことを明らかにしました。

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米国のレンタル大手のブロックバスター(Blockbuster)は、家電量販店大手のサーキットシティ(Circuit City)に対して、2月17日付けで買収提案を行ったことを明らかにしました。

提案ではブロックバスターは、サーキットシティ1株あたり最低6ドル、総額10億ドルをキャッシュで支払う用意があり、詳細なデューデリジェンスを実施したい旨を伝えていましたが、本日までに提案に対する回答がなかったため、公表に踏み切ったということです。買収が実現すれば消費市場に大きな影響力を持つ180億ドルのグローバル企業が誕生することになります。

ブロックバスター会長兼CEOのJim Keyes氏はサーキットシティのCEO宛ての手紙の中で、「我々のオファーは現在のサーキットシティの株価に対して非常に高いプレミアを付けたものであると同時に、競争面で強い優位性を持ち、小売店のビジネスを大きく変える可能性があります。そしてこの提案は収益を最大化すると共に、消費者にとって多大なメリットがあるものだと確信しています」と述べました。

ブロックバスターは、DVDやCD、ビデオゲームなどのレンタル大手で、サーキットシティは米国を中心に700近い店舗を運営する家電量販店です。

《土本学》

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