『World of Warcraft』の公式サイトにセキュリティ不備

全世界で1,000万人以上の人口を擁するMMORPG『World of Warcraft(WoW)』において、韓国版公式サイトのセキュリティに不備があったことが発覚しました。

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全世界で1,000万人以上の人口を擁するMMORPG『World of Warcraft(WoW)』において、韓国版公式サイトのセキュリティに不備があったことが発覚しました。

『World of Warcraft』の韓国版ではアカウントハックという、プレイヤーが財産を盗まれる一種の窃盗事件が問題となってきました。
パスワードを盗まれるばかりか、所持しているアイテムをRMT(リアルマネートレード。ゲーム内のアイテムやお金を、現実のお金すなわち円で買う行為)サイトに売却されるという事件が繰り返されてきました。

公式サイトではパスワードを変更するページにセキュリティが施されていなかったことが判明。これが窃盗事件の原因ではないかとするプレイヤーたちに対し、ブリザードコリアは現時点では公式な立場を明らかにしていません。

『World of Warcraft』では、アドオンという、ゲームプレイの助けになる外部プログラムを自由に開発することが可能。プレイヤーの座標やクエストの履歴を表示したりといった便利な機能を使うことができるのですが、韓国『World of Warcraft』コミュニティでは、アドオンがアカウントハックの原因ではないかとする見方もありました。

プレイヤーの善意で作られたはずのアドオンに原因があるのか、最も信頼されるべき公式サイト側が問題だったのか、ブリザードコリアがどのような発表をするかが注目されます。

《水口真》

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