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日本全国の3〜79歳(有効回収集1060サンプル)の一般消費者に対する調査によれば、「現在も継続的に家庭用ゲームに接している」と回答したユーザーは30.3%、全人口に拡大推計した結果は3739万人となりました。2006年では28.4%であったのが、新基軸のゲームの拡大で人口が増加していることが分かります。
どのようなゲーム機を保有しているかどうか尋ねたところ、最も多いのは「ニンテンドーDS」(49.9%)、次いで「プレイステーション2」(38.0%)の順でした。新傾向のゲームへの利用・関心への質問では「知識トレーニングなど勉強になるもの」(40.6%)、「フィットネスで体を鍛えたり、健康管理ができるもの」(33.4%)、「リモコンを持って体を動かせばその通りに動くもの」(28.2%)、「料理レシピ・辞書・地図など実用的なもの」(26.7%)の順となりました。
韓国での調査ではゲームを「現在している」と答えたユーザーは66.6%にも上りました。どのようなゲームを遊んでいるか、という調査では、「オンラインゲーム」(78.2%)、「携帯電話・モバイルゲーム」(45.2$)、「PCゲーム」(43.9%)、「携帯型ゲーム機(DSやPSPなど)」(37.3)、「家庭用ゲーム機」(24.1%)というように、日本とは大きく異なる結果になりました。
「一般生活者調査報告書」ではフリーコメントでの「欲しいゲーム」「ゲーム業界への要望」といった回答も多数掲載されています。耳の痛い意見も多く寄せられていますが、関係者の方は是非一読いただきたいと思います。
報告書は本日より全国の政府刊行物サービスセンターや主要書店などで販売中で、価格は5250円です。