『Dead or Alive』がオンラインゲームに、お国柄にマッチしたサービス

中国では『DOAオンライン』の第一次クローズドβテストがスタートしています。

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中国では『DOAオンライン』の第一次クローズドβテストがスタートしています。

『DOA』とは『Dead or Alive』(デッド オア アライブ)の略で、テクモが展開する3D格闘ゲームシリーズ。「打撃」を受け止める「ホールド」、「ホールド」に勝つ「投げ」、「投げ」に勝つ「打撃」という三すくみの攻防が特徴で、いくつかの大会では公式種目にも採用されています。

『DOAオンライン』は、中国の盛大が運営するオンラインゲーム。企画とゲームデザインをテクモが担当、盛大はオンライン部分を担当するという体制。ゲームジャンルは対戦格闘で、ベースとなっているのはXboxでリリースされた『Dead or Alive Ultimate』。プレイヤー同士が対戦できるほか、将来的にはプレイヤーのグループや、グループ同士の戦いなどが実装される予定。現時点では中国のみのサービスとなっています。

昨年夏に製作が発表され、約一年を経て遂に登場した『DOAオンライン』。『DOA』シリーズでは早い段階からネットワーク対戦を積極的に導入してきましたが、中国は家庭用ゲーム機の真空地帯でありネットカフェからのプレイが中心。つまり、中国によりマッチした形のサービスが『DOAオンライン』というわけです。

格闘ゲームと言えばキャラクター間のバランス調整が大事ですが、PCの『DOAオンライン』ならパッチで自在に変更することが可能。果たして理想のバランス、熟成されたゲーム性がオンライン環境で花開くのか否か。

格闘ゲームファンとしては注目したい試みといえるでしょう。

《水口真》

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