オンラインゲーム一週間「注目の海外ニュース」

夏へ急加速しつつある昨今ですが、読者諸兄はいかがお過ごしでしょうか。

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夏へ急加速しつつある昨今ですが、読者諸兄はいかがお過ごしでしょうか。

中国政府は四川大地震を受け、「全国哀悼日」を設定。娯楽を中止して哀悼の意を表したのですが、これに伴いオンラインゲームもサービスを中止しました。元々インターネットは災害に強く、地震などが起こってもサービスを続けられるような設計になっていますが、オンラインゲームとなれば話は別。余裕があっての遊びというわけで、ゲームというものの本分を問いかける決定となったのではないでしょうか。

ゲームオンは、Neowiz Japanの全株式を取得、吸収合併という形で2008年6月26日(木)より子会社化すると発表しました。ゲーマー的に重要なのは『WARLORD』の日本サービス決定。同作は『真・三國無双』系の群衆アクションで、戦場で武将が多数の敵を打ち倒すという内容。『真・三國無双』は家庭用として大人気を博して後オンラインゲーム化されましたが、運営が変更されるなどしており、『WARLORD』が食い込むチャンスは十分にありそうなところ。群衆アクションとして本家が勝つか後続作が勝つか、今後は両ゲームがどのような手を打つかが注目されます。

「ドラゴンボール」「ケロロ軍曹」など日本マンガのオンラインゲーム化が相次ぐ韓国ですが、「ぼのぼの」が『ぼのぼのオンライン』としてゲーム化されることが明らかにされました。戦ったり競ったりといった、ゲームにつきものの要素がほぼ存在しないのが「ぼのぼの」。意外すぎるオンラインゲーム化に、現地でも戸惑いの声が上がっているようです。ミニゲーム集となるのか、アバターを中心としたコミュニケーション系となるのか、それとも正統派のMMORPGとなるのか。不思議な物語をいかにゲームとして落とし込むのか、それとも敢えて落とし込まないのか。あまりにも続報が気に掛かるニュースといえるでしょう。

《水口真》

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