18禁MMORPGなのに低年齢版 隣国の運営サイドの苦悩

韓国HanbitSoftは、オンラインゲーム『ヘルゲイト:ロンドン』(Hellgate:London)韓国版において、低年齢向けのティーンバージョンを導入すると発表しました。

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韓国HanbitSoftは、オンラインゲーム『ヘルゲイト:ロンドン』(Hellgate:London)韓国版において、低年齢向けのティーンバージョンを導入すると発表しました。

『ヘルゲイト:ロンドン』は悪魔と戦うダークなオンラインRPG。悪魔によって壊滅させられた近未来のロンドンで、人類と悪魔が終わりなき戦いを繰り広げます。現在、韓国版は18歳未満プレイ禁止となっているのですが、ティーンバージョンでは流血表現をマイルド化し身体欠損表現を削除、乱暴な言葉なども取り除かれます。ティーンバージョンは既に当局の審査を通過しており、7月中にも15禁としてリリースされる予定となっています。

現在のゲームに欠かせないのが年齢制限ですが、ゲームを運営する側としては悩みの種であるのも事実。国内では『A3』が18禁指定から年齢制限無しに移行、海外では『Age of CONAN』が国ごとに微妙に表現が異なったバージョンを用意するなど、様々な対応が行われています。今回の「残虐表現を減らして間口を広げる」という試みは『ヘルゲイト:ロンドン』にどのような影響を及ぼすのか、今後の展開が注目されます。

《水口真》

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