2007年の国内ゲーム産業規模は2兆9000億円―「2008CESAゲーム白書」発売

社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は。「2008CESAゲーム白書」を刊行したと発表しました。それによれば、日本の家庭用ゲーム関連企業の2007年1月〜12月までの国内・海外を合わせたソフトとハードの総出荷額は昨年よりも大幅増の2兆9364億円(2006年: 1兆6323億円)となり、統計開始以来過去最高の出荷金額となりました。

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社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は。「2008CESAゲーム白書」を刊行したと発表しました。それによれば、日本の家庭用ゲーム関連企業の2007年1月〜12月までの国内・海外を合わせたソフトとハードの総出荷額は昨年よりも大幅増の2兆9364億円(2006年: 1兆6323億円)となり、統計開始以来過去最高の出荷金額となりました。

ソフトの国内外を合わせた総出荷額は8487億円(2006年: 6742億円)で、国内は2886億円(同: 3113億円)と減少しましたが、海外は5600億円(同: 3629億円)と増加しました。ハードは全体で2兆878億円(同: 9581億円)と倍以上に伸び、国内は3033億円(同: 2420億円)と小さな伸びでしたが、海外は1兆7845億円(同: 7161億円)と倍以上になりました。

プラットフォーム別の出荷金額とシェアでは、PS3が8128億円(38.9%)、Wiiが4614億円(22.1%)、DS Liteが4335億円(20.8%)などでした。ソフトの出荷金額とシェアではDSが3529億円(41.6%)、Wiiが2353億円(27.7%)、PS3が412億円(4.9%)、PS2が1102億円(13.0%)となりました。

また、初めて調査に入った「家庭用ゲーム機専用ダウンロードコンテンツ市場規模」は25億円と推計されています。

《土本学》

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