イスラム教のラマダンとオンラインゲームの意外な関係

韓国CCRはMMORPG『RF online』インドネシア版において、ラマダンを迎えて接続率が大幅に伸びたと発表しました。

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韓国CCRはMMORPG『RF online』インドネシア版において、ラマダンを迎えて接続率が大幅に伸びたと発表しました。

CCRによると、ラマダンの開始に伴い新規加入者が30%増加、同時接続率は14%の伸びを見せたとのこと。ラマダンとはイスラム教で断食が行われる月のことで、イスラム教の信者は日が昇っている間は飲食を控えます。ラマダンでは日が落ちてから食事をするため、去年は同時接続率が落ちていたのですが、今年は逆で、通常なら昼食を取る昼の時間帯に接続が増えたとしています。

『RF online』は三つの種族の抗争を描くSF・MMORPGで、インドネシアでは同時接続数1万7千人を誇るなど認知度の高いゲーム。オンラインゲームの接続率にもお国柄が出るというわけで、無宗教に近い日本からすると興味深いデータといえるでしょう。

《水口真》

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