ロード・ブリティッシュ、新天地を求めて新たなる旅立ち

『ウルティマ』の生みの親でありMMORPGの父と言えば「ロード・ブリティッシュ」ことリチャード・ギャリオット氏。

ゲームビジネス その他
『ウルティマ』の生みの親でありMMORPGの父と言えば「ロード・ブリティッシュ」ことリチャード・ギャリオット氏。

新天地NCSoftでSFMMORPG『タブラ ラサ』を手がけ、念願の宇宙飛行も達成したギャリオット氏ですが、彼が下した決断はNCSoftを去ることでした。

ギャリオット氏は『タブラ ラサ』の公式サイトにて「私は宇宙へ行くという生涯の夢を成し遂げましたが、この経験は私に新たな興味を沸かせることとなりました。これを追うために、私はNCSoftを去ります」とコメントしています。

氏は『タブラ ラサ』の立ち上げが「荒っぽいものであった」と述懐。ゲームを磨き、毎月新たなコンテンツを導入した開発スタッフへの感謝の言葉を述べています。

ギャリオット氏は宇宙ステーションに『タブラ ラサ』の全キャラクターデータや有名人のDNAデータを保管して地球へと帰還したばかり。

元はファンタジーMMORPGとしてスタート、途中からSFMMORPGとなった『タブラ ラサ』ですが、海外では「Richard Garriott's Tabula Rasa」(リチャード・ギャリオットのタブラ ラサ)と題されており、ギャリオット氏が去った後の同作の行方と、氏の「新たな興味」がどのようなものとなるのかが話題となりそうです。

《水口真》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース