「PS3はグローバルでは360に追いつける」−ソニーとマイクロソフトの舌戦に援護射撃

ソニー・コンピューター・エンターテイメント(SCE)の平井一夫氏がOfficial PlayStation Magazineのインタビューで「Xbox360は短命」と発言。これに対しマイクロソフトのAaron Greenberg氏が「プレイステーション3は2014年までXbox360に追いつけない」と返して話題となっていますが、「どちらも間違っていない」とする意見が出てきました。

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ソニー・コンピューター・エンターテイメント(SCE)の平井一夫氏がOfficial PlayStation Magazineのインタビューで「Xbox360は短命」と発言。これに対しマイクロソフトのAaron Greenberg氏が「プレイステーション3は2014年までXbox360に追いつけない」と返して話題となっていますが、「どちらも間違っていない」とする意見が出てきました。

Wedbush Morgan証券のアナリストであるMichael Pachter氏はGameDailyのインタビューに答えて、「確かにプレイステーション3はXbox360に2014年まで追いつけないかも知れないが、グローバルでは追いつくことができる」とコメント。日本でのプレイステーション3はおそらくXbox360を400万台ほど上回っているので、日本での販売台数が増えることでトータルとしての台数は追いつけるだろうと予測。

両機種の2008年の販売台数を例に挙げ、プレイステーション3の価格が418ドル(約37000円)の状態で差が120万台なので、今年のどこかで299ドル(約26000円)に値下げすれば、ブルーレイディスクの効果でXbox360と同じくらいの台数が売れるだろうとしています。

ややソニー陣営よりのPachter氏の予測ですが、最後に「誰もWiiに追いつく話をしてないのがおかしいよね」と冗談交じりに語ったとのこと。

《水口真》

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