コーエー、シンガポールの拠点を倍に拡充

コーエーのシンガポールにおける現地法人であるKOEI Entertainment Singaporeは、設立から4年が経過し、開発し運営中のMMORPG『三国志 Online』が順調に推移していることから、新しいフェーズとして規模を倍に拡大するプランを発表しました。

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コーエーのシンガポールにおける現地法人であるKOEI Entertainment Singaporeは、設立から4年が経過し、開発し運営中のMMORPG『三国志 Online』が順調に推移していることから、新しいフェーズとして規模を倍に拡大するプランを発表しました。

KOEI Entertainment Singaporeはインタラクティブデジタルメディアを新たな産業として考えるシンガポール政府の強い意向や支援を受け2005年に設立。シンガポールに進出した企業の中では最初のビッグネームとして活動を開始し、『三国志 Online』は日本以外でもアジア各地でサービスが実施されています。

コーエーの襟川恵子会長は「コーエーシンガポールは当初の計画を達成していますが、私達は更に先を見据えたいと考えています。規模とクオリティの両面でシンガポールスタジオは更に強化されていくでしょう。私達の目標は、世界を目指したい優秀で才能あるゲーム開発者が集うシンガポールで最高の場所にすることです」とコメントしています。

コーエーシンガポールでは特に教育に力を入れていて、約50名のスタッフの大半は現地での採用で、その後日本での研修などを受けているそうです。今後は新卒者も含めて採用を行っていくということで、今後数年以内で100人規模の体制となる見通しです。また、4月にはテクモとの経営統合を控えていますが、シンガポールは世界戦略の重要な拠点となるとしています。

《土本学》

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