アタリがディストリビューション事業をバンダイナムコに売却、オンラインゲームに集中

アタリの親会社であるインフォグラムはディストリビューション事業をバンダイナムコゲームスヨーロッパに売却しました。売却価格は6000万ユーロ(約80億円)。これは先日発表されていたスキームに基づくものです。

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アタリの親会社であるインフォグラムはディストリビューション事業をバンダイナムコゲームスヨーロッパに売却しました。売却価格は6000万ユーロ(約80億円)。これは先日発表されていたスキームに基づくものです。

今回の売却に関してインフォグラムは「これはオンラインゲーム中心の会社へ変化する重要なステップである」との声明を発表しています。

同社は昨年12月にCryptic Studiosを傘下に加えたばかり。Cryptic Studiosは『City of Heroes』『City of Villains』といったMMORPGを手がけ、現在は『Champions Online』や「スタートレック」をテーマとした『Star Trek Online』を開発している気鋭のデベロッパーとなります。

インフォグラムのCEOであるDavid Gardner氏は、今回の売却を「アタリが財的リソースとクリエイティブなエネルギーをオンラインゲームの開発とパブリッシングに集中できるようにする」ものであるとコメントしています。

《水口真》

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